ルール違反のゴミ出し (゛ `-´)/ [暮らし]
4月28日の夜にドアがノックされ、出てみると、下の階の奥さんがいて、儂にゴミ捨て場清掃当番を言い渡された。
連休中どこにも行かないので、儂の場合は特段支障は無いのでよかった。
燃えるゴミの日に、市の回収後にゴミ集積所を清掃するのが仕事だが、それだけでは済まないことがある。
という予感は持ちつつも、この社宅に越して来て一年余り、一度もルール違反のゴミ出しを目撃したことはないので、儂も安心しておった。
ぢゃが。
一週間は平穏に過ぎたものの。
最前の木曜日早朝5時(いつも、朝一番♪)に燃えないゴミを出しに行ったら、「ルール違反ゴミは収集できません」の張り紙のある袋があった。
前日のペットボトルの日に出されたゴミが引取りを拒否されたものらしい。
その袋をよく見ると、灰皿やら、金属おもちゃやら、ラジオやら、スプレー缶やらごっちゃに詰められている。
こりゃ厄介だ。
捨てた本人が警告文を見て自主回収し、適正に出しなおす更生のチャンスを与えるべく、今日まで対応を留保した。
きょうお昼に最終確認の検分をしたが、捨て主に反省無く、そのまま荒れた状態で放置されたままであった。
しかたんなか。
儂が尻拭いばしちゃるたい。
小雨の中、手袋をして、数枚の仕分け用ゴミ袋を持って業務開始。
○ 陶器製灰皿
○ スプレー缶:ライオンBan Dry feeling 大と小一缶ずつ。
○ 紺の大型財布 中身無し
○ 青いこども用筆箱 中身無し 学年・氏名の記載有り!
○ ピンクのボールペン
○ 朱色の使い捨てライター
○ 単三電池3本
○ 黒のSony Walkman
○ 青いコンパス
○ 自転車の鍵?
○ クリップなど金属小物類
○ おもちゃ風小形地球儀
○ プッシュピン
などなど。
雨に濡れながら、手袋して調査・仕分けしておったのぢゃが、右手の人差し指の腹部に突然鋭い激痛が走った。
針が突き刺さっておった・・・
業種が業種だけに瞬間ビクッとしたが、幸い感染性廃棄物ではなく、文房具のピンクのプッシュピンであった。
でも、痛い・・・
感染性廃棄物でなくても、針類や刃類は、紙に包んで「危険」と表示して(燃えないゴミの日に)出さなくてはならない。人の危険を一顧だにしない悪質な違反である。
スプレー缶、これは何だ?体臭消し?こんなものを使わないといけない人間が存在することを初めて知った。
大缶も小缶も中身が入っている。このままでは出せない。どこでも同じだろうが、スプレー缶は中身を出し切ってからでないとゴミに出してはいけない。
現場で応急に分別して部屋に持ち帰った。
針は、紙に包んで「危険」と書いた。
スプレー缶はどちらも穴を開けて中身を空にした。凄い臭いが室内に充満した。こんなものを使う人って・・・・
筆入れに記載された氏名 ○年△組 □▽☆◇
うーむ・・・ アジアの、他の国っぽいお名前・・・・
社会ルールが通用する人ばかりとは限らない、この素晴らしい世界。
敢えて明るみに出し恨みを買って、闇夜をこれ以上危険にすることもあるまい。
この不心得者に代わって淡々と分別仕分けし、しかるべき日にゴミ出しをいたす所存であります
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