省エネの難しさ・・・・ [ECO]
福田康夫首相を先頭に、政府は地球温室効果ガス排出削減に躍起なって取り組んでおられます。
これは内外の評判を意識したり、損得を勘定したりということでなしに、今の政治を預かる者として、この地球に対する原責任を腹の底から認識されているからと信ずるものであります。
敬意を表します
翻って、日本国民の意識はどうなのか?
私は、当社の当地区のエネルギー対策の現場責任者であり、形式上、冷房をいつからいつまでどの程度稼働するかの判断を任されていると思っております。当然それには大きな責任も伴います。
しかしながら、社内の実態としては、環境コンプライアンス部門からは排出ガス削減効果の低さを責められつつ、各セグメントからは、空調期間と時間の延長拡大を迫られている。
決定権はなしくずしに奪われ、責任は加重される。
よくあるパターンで、尻尾切りには便利かも♪
そして、何より、環境コンプライアンス部門をはじめ、社内各種会議は、寒い
内容ではなくて(内容は知らない)、冷房が効きすぎている。
自分の課で主催する会議は、軽装を呼びかけ、極力空調を入れないようにしているが、他セグメント、他部・課の会議に出向く際は、ネクタイを締め直し、上着を忘れない。
改善を申し入れたが、「参加者から苦情が出る。ほかで節減しろ!」と言われた。
参加者に事情を説明し協力を求めて然るべきではないか?
だいたい、小学高学年以上であれば説明しなくても知ってるはず。
今また、あるセグメントから、空調期間の延長を迫られている。
必要な運転経費は負担すると言う。
それは当然だが、今の問題はそういうことではない。
金を出せばよいというものではない。
私は、経営上の視点から光熱水料も減らしたいが、地球上の企業体として、地球温暖化促進ガスの排出も減らしたい。
前年比5%は減らしたい。
熱源転換など、担当部門はいろいろ工夫してやってくれている。
ESCO事業を進めて、補助金などもいただいて化石燃料使用料の削減にも取り組んでいる。この結果数%の二酸化炭素排出削減も達成できる見込みである。
それを、その努力を、果てしなく増大する人間の欲望がかき消してしまう。
自分たちさえ快適であればいい、今の自分の部下だけが可愛い、
そんなことでは明日の地球はない。
世代間不公平。
今の快適は、後世の地獄。
人間性悪説、正しいのかな?
きょうの外気温は28℃。
冷房の設定温度と同じはず。
宿舎では38℃を越えるまで入れまいと思う。
職場でも、30℃を越えて初めて28℃設定で稼働させる(現実には微動運転を始めているけど)。
なのに、このところ、どのコンビニでも異常低温運転
客商売だし、生鮮食品もあるし(?)、まったく冷房をするなとは言わないが、あまりにも冷えすぎ。
上着ぐらいでは、あの寒さは凌げない。
この前、行きつけのコンビニでは一度注意した。
しばらく極冷は解消されたが、ここも今日は厳寒の地
冷房亡国論。
自動車亡国論。
しっかりしろ日本人、原初に戻れ日本人! と言いたい(小市民のドブは、心の中で小さく呟く。)。
そうそう、車と言えば、きょう、申し訳なくもメンテのためRA-Rを30分ほど転がした。
当然冷房は入れないけど。
窓を開けてみたり、全部閉めてみたり。
やはり、4窓のうち2窓は開けておかないと、自動車は厳しい。
暑くなったら、室内は45℃くらいになるらしいので、自動車は冷房を入れるかもしれない。
政府の皆さん、すみません m(_ _)m
でも、極力乗りませんから、御容赦、御寛恕、御勘弁。
雨の日曜の朝、PCに向かう^^
一頃よりは、さすがにこれだけ省エネ機運が高まると、強冷房を施す店舗は少なくなった気がします。
でも、お店やタクシーとか長時間冷房にさらされる職場で働く人って、けっこうツラそうですけどね。
現代建築は冷房を前提に設計されてるでしょうし、環境騒音の多い現代では窓をなかなか開け放つことも出来にくいです。
職場に付きもののパソコンの排熱はけっこう温度上昇の要因だし。
なので、冷房は不可欠なのが現実でしょう。
しかしその使用程度を極力減らす努力はしなければならない、、と。
ま、一気にやろうとするのは禁物かと、、徐々に小刻みに慣れさせていくのが、摩擦熱も少なくてw、サラリーマンとして生き残るためにも、いいのではなかでしょうかー
by Siva (2008-06-29 08:15)
◎Sivaさん♪
>雨の日曜の朝、PCに向かう^^
こちらは朝から太陽がサンサンです♪
お店の尋常ではない強冷房の中、半袖で働く店員さんの肉体は強靭ですね。
空調費抑えて、以って商品のお値段も抑えますという、環境とお財布に優しい気概ある店主はいないものか・・・。
>徐々に小刻みに慣れさせていくのが、
ダメです。奴ら、逆に徐々に小刻みに我侭に成長しています(汗)。
人は易(安)きに流れる・・・
生き物の命は大事だと認識するならば、それと同程度の大事さの認識を地球環境の保全に!
by oosumidream (2008-06-29 18:50)