タクシー運転手さん、ご注意くださいっ!! [残念な結果]
昨日、タクシー運転手さんの受難は拡がる・・・ と題する記事を書き、現状を憂慮していたところであります。
ところが、今朝また、ちょうど私が散歩走に出かけた頃(7時24分頃)、東大阪市西石切町の路上で、60代のタクシー運転手さんが殺害されているのが発見されました。
発見者は散歩中の女性ということで、同じ散歩者として私も心して、気を引き締めて歩き走らねばならぬと思います。
私ら散歩走者は、缶コーヒー代くらいしかお金を持って外出しないので、金目当ての殺人はあまり起こらない。
まあ、肩が触れたとか、道を譲らなかったとかいうことでの諍いはあるかもしれませんが、散歩者はお互いおおらかな気持ちの人が多いので、めったに喧嘩にならないとおもわれます。
性的嗜好・欲望を満たすための暴行ということも考えられますが、散歩走者は、私をはじめ70代を越えた高齢者が多いため、現実にはその対象には成り得ません。
可能性としては、誰でもいいから殺したい、という人の殺人願望の被害者になることがいちばんありそうです。
でも、そんな変な願望を持った人はせいぜい10人に一人くらいなので、散歩走中に遭遇する可能性はあまり高くないと思われます。
翻って、タクシーの運転手さんを考えますれば、やはり、お金がある、というのが致命的です。
出庫直後でも、お釣りの999円くらいはお持ちであろうと邪推されます。
私ら散歩走者は110円しか持ちませんものね。
この違いが決定的で、タクシーの運転手さんは凶悪強盗犯に狙われやすい。
さらに、出庫時999円の所持金は営業が進行するにつれ大きくなって行く。
たぶん、入庫時には所持金は数万円に膨れ上がっているはず。
それは、タクシー運転手さんの汗と涙と、時として血の、結晶であります。
それを、出刃包丁一つで、一攫千金(というほどではないが)、瞬時に濡れ手に粟を狙う不心得者が後を絶たないわけであります。
こうなりますと、無為無策に手をこまねいて、ただただ殺害されるのを待つ手はありません。
自衛策を講ずるべきであります。
とは言っても、悲しいかな接客性の高い運搬業、あまりなことはできません。
先般述べた中の①でも、日本ではなかなかお客さんに受け入れられない可能性があります。
そこでどうでしょう、簡便策としての、100番通報システムは?
私の職場でも、ある部門においては県警本部と直結の100番緊急通報システムを導入しています。
別系列の監視カメラ等と有機的に連携使用しながら、当該部門のセキュリテイを確保しているつもりです。
賊が押し入れば、出仕の者が警報釦を押し、県警と、警備会社の24時間センターと、セグメント警備センターに通報する。
同時に、周辺に激しく明かりが点滅して、大音量で警報が鳴り響く。
系統からの出動指令は、現地付近で勤務する保安責任者の私にも下されます。
しかし、私がいの一番に現場に到着するだろうが、それで警察が到着するまでの間、私は凶悪テロリストにどう対処すればいいと言うのだっ!!
勘弁してちょっ
おっと、閑話休題(話を戻して)。
タクシーにもそういうのを付ける。
緊急灯は、音がすると犯人が逆上して危険なので、この場合は押さえた点滅だけにする。
警察への自動通報は、回線が繋がった後は、GPSから得られた場所情報を送るとともに、車内の音をあまさず送る。
県警の指令センターは素早く状況を把握し、管下に緊急指令を出し、警邏中の最寄のパトカー、交番、派出所、駐在所から警官が急行、対処する、ということで。
お金はかかる。
設備や登録のイニシャルコストのほかに、特別回線使用とメンテナンスのランニングコスト。
しかし、これは会社がやったんさい。
労働安全です。
コストとして料金に反映させればよろしい。
是非やってください。
でも、このブログに書いても、関係者は誰も閲覧しないので意味が無い
先日はコメントありがとうございました。
最近、無差別殺人など恐ろしいですよね・・・
TVで秋葉原無差別殺人の被害者のインタビューを見ましたが、あれから周りの人がみんな刃物を持っているんじゃないか?という不安になると言っていました。
人のこと考えず自分のことだけ考えて行動する人が増えてきているのと、言いたいことを誰にも言えない、はけ口がないことなどが原因の一つだと思います。
教育では英語、英語など言われていますが自分は道徳の時間をもっと設けたほうが良いと思います。
by Kazuken (2008-12-30 18:45)
◎Kazukenさん♪
こんばんは!
>先日はコメントありがとうございました。
いえ、どういたしまして☆ 同じような感覚の記事表題を目にしたものですから、御訪問させていただいた次第です。
>無差別殺人
予測不可能、よって対処が難しい、そういう怖さがありますね。
外国人の犯罪が急増した頃、外国人とすれ違う時、いつ襲われても対応できる心構え・身構えを意識していました。
おやじ狩りが流行ったころ、甘く見られないように、中高生とすれ違う時は凶悪の目つき・形相を心がけました(!)。
でも、一回やり過ごしてから音も無く忍び寄り、用意した出刃で首を刺されたら、反撃は難しいですね。
自分は落命しても、その前にせめて一太刀浴びせないと、悔しくて死に切れません。
短絡性、自己中心というより自己唯一性の感覚を矯正しないといけませんね☆
相手に応じて、叩きな直すか、理と情で変えていくか、難しいところです。
by oosumidream (2008-12-30 21:51)