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傷痍軍人さんのことなど・・・ [地域情報]

明日は、終戦記念日です。

ドブ幼少の砌(みぎり)、催しごとの露店列の手前や、あるいは繁華街そばの舗道に、白装束に白帽子、松葉杖や腕吊りをした、或いは包帯を巻いた男の人たちが、アコーディオンやハーモニカを吹いて募金をなさってる光景がよく見られました。

いわゆる傷痍軍人さん、つまり、先の大戦で戦地に赴き、戦死は免れたものの、戦闘による負傷で手や脚などを失くされ、最早普通には働くことが困難な人たち、後遺障害復員兵隊さんです。

大戦では、伯父二人を南方の戦地で失くしているドブトしては他人事ではなく、手や足を失くして音楽を奏でている包帯・白衣の人々に、なけなしのお小遣いをはたいてよく募金したものです。

後で聞けば、偽者の詐欺まがいの人々もけっこういらっしゃったらしく、こういうことをお金稼ぎに利用する人々の心無い行為に、子ども心ながらにも憤り、大人の汚らしさに失望を覚えたものです。

怒れ、英霊よっ!!!

 

内地でも、多くの人が亡くなりました。

久留米も相当空襲をいただき、最後の久留米大空襲の際など、灼熱の火炎を逃れようと川に飛び込んだ人々は、煮えたぎる熱湯で肉は溶け、白濁の肉汁と煮えた血が混ざり合い、やがて大量の白骨が残ったようです。

池町川のことですね。

六門のあたりだったでしょうか。

昭和20年8月11日だから、三日前。

何年前だっけ?

 

そういう過去があって今がある。

忘れないようにしたいものです。


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