占いは当たる!? 見知らぬ人の助け♪ [暮らし]
朝、腹筋運動などをやりながらテレビを聴いていたら、占いをやっていました。
今日は、蠍座が12星座中最悪の運勢となるそうで、でも、話したこともない人が助けてくれる、という運勢でした。
今日は休日で、出勤もしないつもりだったので、仕事に影響しない凶運なら被害も少ないと、むしろ有難く思った次第です。
さて、今朝のお散歩は、ちょっと距離を走ろうと思って、いつもの蓮池~昇開橋ルートに変化を付けることにいたしました。
そしたら、蓮池公園のあと、回り道の道を間違えて、だいぶん東に逸れてしまい、一つ上流側の橋で県境を越えることになりました。
途中、道がわからず何度か立ち尽くす場面もあり、知った道に出たときは安堵しました。
ここまで来てしまうと、昇開橋まではかなりの距離があり、トイレ休憩が間に合いそうもありません。
そこで、もうちょっと回り道をして、橋を渡り、実家を目指すことにしました。
スタート時点では、まさか実家まで走ることになるとは思ってもいませんでした。
が、こういう展開は、実家に行け、ということだと思い、素直に従うことにしたのです。
実家に着いて、勝手口を開けてもらおうと思って、台所の窓を叩いて知らせたのですが、窓口にやって来た母親から、怪訝な口調で、何か御用でしょうか?と訊ねられました。
サングラスは外していたのですが、私とわからなかったようです。
キャップも取って、声を出したら、やっとわかってもらえました。
実家では、トイレ使うだけ、というわけにもいかず、母親とちょっとだけ雑談し、10分ほど時間を使いました。
母親は橋経由の復路を勧めてくれましたが、私は、橋経由を取ることを告げて出発しました。
風浪宮手前、宮前小学校付近で、車を避けるため大通りを外れ小路に入りましたが、これが二回目の迷い道となり、またまた東に進路を取っていたようで、なんと三又小学校に出てしまいました。
小学校区一つ分ずれましたが、とりあえずわかるものが見つかってよかった。
ここは母親の言っていた橋のすぐ傍です。
これも、今日の運勢の流れかな、とも思いましたが、橋は渡らず(川を渡った後が、相当遠回りになります。)、ここから筑後川土手に沿って、再度西行、橋へ向かうことにしました。
そんなこんなで、橋、昇開橋公園、サイクリングロードという経路で戻ってまいりました。
さすがに最近は、最後まで走りとおしております。
途中コンビニで昼食の買いものをいたしました。
袋を提げて、走らず歩いていたら、なんか人の声がする。
耳掛けイヤフォンで聴いている音楽の伴声かなと思って構わず歩いていたら、肩を叩かれました。
すわっ、物取りかっ!? と思って振り向くと、ワイシャツにネクタイの男性が、「落としましたよ。」と言って、私の財布(小銭入れ)を差し出していました。
おおおおおっ! あ、ありがとうございますっ!!! と最敬礼をして受けとりました。
その人は財布を渡すと、早足で道を戻り、4~50mほど離れた地点に停めてあったタクシーの運転席に乗り込まれました。
私に対向して走るタクシーの運転手さんが、私が財布を落とすのを目撃されて、車を停めて走って追って来てくれたもののようです。
私が音楽を聴いていて、呼ぶ声に気付かないものですから、ちょっと長い距離を走って肩にタッチしていただいたのです。
お金は小銭にしか入っていないが、セブンイレブンのプリペイドカードの残額は1万円近くあって、さらに重要なことには、部屋の鍵が入っている。スペアの鍵を失くしていて、いま小銭入れを失くすと、部屋に入れないのです。
なのに、お礼の一言だけしか返さなかった自分を恥かしく思います。
せめてもの気持で、走り出す佐賀タクシーの後姿に深く一礼をいたしました。
1月29日、午前11時50分、交差点近くのセブンイレブン交差点での出来事でした。
佐賀タクシーの、眼鏡をかけた運転手さん、どうもありがとうございました。
他生の縁は兎も角も、私の袖触れ合うタクシーの運転手さんは、なぜかいい人ばかりです。一般の運転者は、まったく玉石混淆で、ひどい人もいるのに。
ふと、朝のテレビの星座占いを思い出してしまいました。
話をしたこともない、逢ったこともない人に、助けていただきました。
部屋の鍵をなくしていたら、今日はかなり悲惨な一日になっていました。
帰宅して、今日の行程の距離計算をしてみたら、あれだけ走り回って、いろいろあって、時間も4時間近くかかったのに、なんとたったの34km!?
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