自動車運転今昔三態♪ [交通安全・マナー]
昔、職場の先輩を自分の自家用乗用自動四輪車に乗せて遠方のお通夜に行ったことがあります。
夜遅く職場に戻ってから、先輩に言われました。
「ドブ(私です。)は、シフトチェンジが速過ぎる。」と。
おや? と思いました。
何も力技でギアを叩き込んでいるいるわけではない。
抜くも入れるも、軽く手でガイドしているだけで、スッと抜けてストンと入っているのです。
落とす時は、ボォンッとダブルクラッチもしている、たかだかその程度の速さなのです。
入れる時はさすがにクラッチペダルを踏みますが、山岳湾曲路で本当に急ぐ時は、抜く時は踏まない時もありました。
なに、入れる時だって、急がなければクラッチペダルを踏まなくても、タイミングで入るのです。
でも、せっかくクラッチがあるのだから、踏む。
そうすると、踏まない時よりもっと速くシフトチェンジできる。
シンクロを壊すような力技をしない限り、シフトチェンジは、遅いより速いがいいではありませんか。
というのは昔の話。4速床式手動変速機の車の話です。
今は、6速の車に乗っています。当然、床式手動変速機ですが。
これは、シンクロが物凄く優秀で、瞬時にシフトチェンジができます。
抜く時も入れる時もちゃんとクラッチペダルを踏みますが、踏んだか踏んでないかわからないくらいの速さでシフトしても、ストンときれいに入ります。
この車は、ローギアードの超クロスミッション。
市街地で6速が使える。
ですから、シフトアップは忙しい。
前が空いているバイパスで信号発信すると、一速からニ速、三速、四速、五速までは、繋いでから一吹かしのタイミングでシフトアップして行きますが、その間、数秒。
六速は、ちょっと間を空けます。
なぜだろう? 気持の問題でしょうか。
製造者はWRCから撤退しましたので、今はありませんが、ワークスのコンペティションカーはさらにクロスで、シフト操作がとても忙しいと聞きます。
常にアップダウンの操作をしていないといけないようなパワーバンドが極端に狭い車っていうのも、「クルマをた」にとっては、とっても魅力的なのです(笑)。
その間の、左足の超忙しいことも(大笑)。
あ、シフトアップも、繋ぐ時のエンジン回転は合わせないといけないので、右足も「微妙」な動きで超忙しいです。
シフトダウンの際の、クラッチを繋ぐ時、ついついエンジン回転数計(タコ)を見てしまうのが私の悪い癖。
いや、シフトダウン時に限らず、運転中、回転数計を見ることがけっこう頻繁。
まあ、タコメーターは、コクピットパネルの中央に鎮座していて見やすいので。
以前乗っていた車は、速度計と回転計が左右対象に配置されていて、瞬時見間違うこともありましたが、今乗っている車は、速度計は右端にちょこんとあるだけなので、大変見やすい♪
スピードは、景色の流れで正確にわかるのです、目(動体視力)がいいから。
回転数は、耳が悪いので、正確にはわからないのです。
今乗っている車は、ステアリングギア比が13:1。
これは、けっこうクイックレシオです。
二輪車のように「直」、とは行きませんが、自然な感覚でハンドルが切れます。
かつ、「遊び」がほとんどないので、くしゃみをするのが楽しみです(汗)。
ハンドルと言えば、昔のスポーツカーは、ステアリングホイールは3本スポークで、
そのスポークは角を取っていない「ごつい」鉄板で、ノンパワーステの激しい戻りにより指を骨折したという話はよく聞きました。
前に乗っていた車もその類で、かつ他のグレードについているエアバッグは当然のように外されていました。
余談ながら、アンチロックブレーキシステムも外されていました。
どちらもスポーツ走行には邪魔なだけ☆
ところがどっこい、今乗っている車は、3本スポークではあるけれど、ソフトカバーに覆われ、骨折防止策が施されています。
見た目では信じがたいけれど、ホーンボタン周りにはエアバッグも詰め込まれているらしい(となっている。)。
余談ながら、専用の「EBD付きスーパースポーツABS」なるものも装備されていて、こちらは本当に自然な感覚で、競技者の意のままに制動するらしいです。
前の車では、車を横向きにしたほうが良く止まっていましたが、今の車は、真っ直ぐ向いても良く止まります。
バックミラーに映る白煙の量は同じくらいです。
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