2008年の冷房戦争! in かごんま [残念な結果]
シャキッとした白ポロシャツや、メッシュタイプの白カッターシャツなど、ドブ畢生渾身の(?)涼服を揃えた此の夏。
ロッカーに一部待機させているが、まだ試す機会がない。
それどころか、上着を着て仕事をしている。
課内では、エアコン闘争。
中央空調は、ESCOタイプで運転していて、ま、おおもとを動かしている以上、各建物が冷房を入れようが入れまいが、燃料消費に影響はない。
つまり、使うなら、中央空調系の冷房を入れてほしい。
効率もいいし。
しかし、効きが悪いと言って、個別空調を併用する部屋が後を絶たない。
各部屋を回って指導しているが、イタチゴッコの感がある。
なにより今一番悩ましいのが、自分の課。
自分の膝元くらいちゃんとしたいのだが、これがなかなか難しい。
朝、中央空調の電源を入れていると、すかさず、「冷えるまで少しだけ個別も入れていいですか?」と来る。
ちょっとだけならいいよ、と答えざるを得ない。
しばらく経って、かなり冷えてきたので、個別を止めて中央空調だけにするように指示すると、暑くて仕事にならないと言う。
夏は寒く、冬は暑くないと仕事ができないのかな?
またしばらくして、とうとう係長の一人を呼んで、社会情勢などを懇々と説明し、併せて会社の経費節減も考えて部下を指導するように、改めて命じた。
その係長は、「私も寒いので、長袖にしているんです。でも、若い連中は暑いというので、私も困っています。」と言う。
しようがない。私が直接個別の電源を落とす。
しばらくして、また陳情がある。
うーん、私、みんなの労働環境を劣悪に保つ、ケチな悪徳管理職みたい
「暑い人もいるかもしれないが、夏は暑いんだ。少しは暑いくらいの中で仕事するほうが体にはいい。カーディガンを羽織っている女の子もいるじゃないの。」と言うが、暑いと仕事になりません、と逆襲される。
厚着している人がいるという状況を見る限り、寒いと思っている人もいるようだが、発言がしにくいらしい。
おかしな世界だ。
当面、こまめに観察しながら空調を調整するしかない。
課内には、エネルギーを管轄するセクションがあり、別の部屋に陣取っている。
そこには他県出身者が揃っているせいか、業務担当の自覚のゆえか、そこそこ適温である。
寒くてたまらないときは、そこに仕事を持ち込む。そこに関わる仕事も山ほどあるので。
自分の課のコントロールさえままならない冷房。
日頃は仕事上の指示には前向きに建設的に対処するよき課員だが、こと冷房に関しては仕事生命を掛けてまっこうから戦いを挑んでくる。
夏は寒く、冬は暑く。
これが日本の縮図なのだろうか?
団扇のよき文化は何処へ行った?
明日の日本を大切に思う心は?
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