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ロボット、大活躍っ! [散歩]

そぞろ歩いていたら、とある病院前の広場にデコトラ(?)が停まっていたのです。

すわ、倉木麻衣師!? と思ったわけではありませんが、暇だったのでちょいと立ち寄って覘いてみました[晴れ]

すると、トラックの前に大画面の液晶。

3D用のグラシズが用意されています。

晴れた日だったのでちょっと見にくかったのですが、マジックハンドのような2本の機械の手が、沢山のカラフルな突起のある荒野で、これまたカラフルな環を取り扱っているのです。

なんのこっちゃ、このビデオ? 

と思ってトラックのステージの方を見ると、大画面に映っているものが、現にそこに展開されているのでした。

荒野ではなく、テーブル上の直径30cmくらいの空間での出来事でした。

下からは見えないけど、マジックハンドもとってもちっちゃいはず。

どうなってんの?

と思って、ステージのもっと右の方を見ると、そこにはTVで見るゲームセンターの操作機(台)のようなものがあって、白衣を着た人が座って、機械の中に半分頭を突っ込んで、両手と脚でなにやらやっております。

ここで係の人に訊いたら、その白衣の人が機械を操作して、横の方の機械の手(鉗子と言うそうです。)を動かしているということ。

白衣の人は、デモを見に来た病院の人、つまり観客の1人でした。

ステージ上にいた人の大半は、デモを体験しに来た病院職員の方々のようです。

説明を聞くと、これは、遠隔手術支援システム「ダ・ヴィンチサージカルシステム」、いわゆる手術ロボット「ダ・ヴィンチ」というものだそうです。

へぇー、と思って聞いていたら、私にも操作を体験してみないかと勧められました。

私は通りすがりの一般人だから、と言って遠慮しましたが、今は空いているし、手術を受ける側の人にも体験してもらいたい、ということだったので、興味津々だった私はトラック荷台のステージにあがり、操作台の椅子に座りました。

両手の親指と人差指に操作リングをかけて、頭を操作台のモニタースペース(大きな機械帽子のような)に入れますと、横の30cm直径くらいのアドベンチャーワールドが、3D眼鏡をかけなくても立体画像で見えています。

それを見ながら、両手を操作して、輪投げの掛け棒のようなカラフルな塔に引っかかったリングを取って、右手から左手に渡したり、別の塔に掛けたりして遊びました。

驚いたことに、マジックハンド(手術鉗子)は、私の親指と人差指の動くとおりに動くだけではなく、手首の捻り、折り、返し(バックハンド)などのあらゆる動きを再現できるのです。

ビックリです。

しかも小さな環を右手から左手に移す時、私の手は緊張で微細に揺れるのですが、なんと、手振れ防止機能付き。

つまり、アル中のドクターでも、緊張で手が震える若いドクターでも、円滑な執刀が可能!

つまり、小さな開腹でもって、肉眼で見るよりも大きく立体的な画像を見ながら、正確性の阻害されないマジックハンドで執刀することでもって、より低侵襲(傷口が小さい。短時間で済む、等?)で、安全な手術が出来るとのこと。

しかも、デモでは数mの距離で実演されていましたが、理論的には日本で操作してブラジルで手術することも可能とか。

すごいことになっていますね。

でも、この機械一台で高級外車が何十台も買えるお値段らしく、かつ、マジックハンドは消耗品で、国産車のお値段以上らしいです[たらーっ(汗)]

医療って、お金がかかりますね。

 

そう言えば、役所広司さんのCMで有名なダイワハウスでは、本当にロボットスーツを作っていて、医療後の回復用に使用されているらしいですね。

CMは、黒木メイサさんや唐沢寿明さんがダイワマンになる、あれですが、あのダイワマンスーツは実際に開発が進んでいたのですね。 


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