激烈台風迎撃隊、無事帰還! [まあまあな結果☆]
激烈台風特攻隊改め迎撃隊、第二班長、只今無事帰還!
かなり激烈な台風でありました。
スピードアップした関係で、集合時間が19時に繰り上がり、作戦会議の後、20時より作戦開始。
休む間もなく展開し、最も激烈な22時前頃、生死を賭けた闘いとなりました。
お客さんが、強風で止めてはいけないと表示した場所に車を止めて、動けなくなったので、屋外救助に出かけたものです。
浮きそうになる車を6名の隊員で抑え付け、その間に別隊が運転車を救出したいのですが。
吹きつける風は、強いというより、殴られているような痛さで、砂粒が混じると銃弾のように、体を打つ。
体が浮き、飛ばされそうになると、腰を地面すれすれまで落とし、時には伏して抗戦しました。
車のサイドウインドウのガラスが割れて、外で支える私の目を襲います。
尖ったガラス片ではなく、微細な丸いガラス片であったので、眼球の無数の小さな打撲で済みましたが、普通の窓ガラスであったら、私の眼はズタズタになっていたことでしょう。
なんと、縄が凶器のように隊員を襲う。強烈な鞭です。幸いにも直撃を受けた隊員はいませんでした。
しかし、運転者を助け出すのは、本人がパニックに陥っていることもあり、難しい。
体力が少しく失われて来たところで、消防署から公設レスキュー隊が到着。
熟練のスキルと万全のギアで、何とか運転手を救出していただきました。
運転者に代わって、我が隊員が運転席に乗り込み、公設レスキュー隊と臨時造りの迎撃隊で、抑えたり押したり引いたりしながら、比較的風の弱い場所に車を移動いたしました。
眼を洗う間もなく、次のミッション。浸水箇所の補強に回る。 てな繰り返しで、あっという間に時間が過ぎ、午前2時の作戦会議にて、台風2号を撃退せり。
今や脅威なし。
事後処理は明後日。
ということで、作戦終了となり、各班は帰還して行きました。
我が班は、班長の私がタクシーを捕まえられないことから(停電でタクシー会社に電話が繋がらない。)、全員が残った状態(ゴメン)。
そこへ、友軍の将より、戦いはまだ終結しておらず、場合によっては援軍が必要な旨の連絡あり。
これを受け、当軍の指揮官に連絡するも、既に帰還しており、また停電のため連絡もつかない状態。
我が班だけでは、全体の4~5分の一であり、総力戦になった場合、勝ち目は無い。
でも、要請があった以上、知らん振りはできない。
域内に残る別用務の我が兵員もかき集め、臨戦態勢を取る。
やがて、友軍の将より、今宵は休戦、援軍は不要の連絡あり。
ほっと胸を撫で下ろし、帰還したのでありました。
依然として全タクシー会社と連絡が取れないので、部下に送ってもらいました(今日は、台風通過後の深夜ということもあり、また走れる装備でもなかったので)。
感謝♪
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