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藤原新☆ 東京マラソンを観戦し溜飲を下げる♪ [まあまあな結果☆]

なんだ、なんだ、今日も雨だ[雨]、しかも朝から[もうやだ~(悲しい顔)]

二日続けて雨中お散歩はさすがに体に悪かろう、と言うより、あまり楽しくないので、今日は筋トレとテレビ鑑賞三昧っ!![わーい(嬉しい顔)]

と思ってテレビ番組表で調べてみると(地デジになって便利になりました♪)、なんとビックリ、今日は東京マラソンがある日。

なんでビックリ、かというと、先週「おきなわマラソン」があって、今週「東京マラソン」とはこれいかに、という特に何のこともないことにビックリしたわけで(汗)。

東京マラソンって、あれですな、その。

昨年は、九州のフジ系列で放送されていなくて、観戦することができなかったヤツです。

今年は日テレ系の放送で、沖縄でも放送されるのですネ☆

観ました、腹筋などしながら。

昨年は、市民ランナーの川内選手が優勝して話題をさらいました。

市民ランナーって何? と、定義への疑問は持ちつつも、嬉しい話題でした。

そして、私が気になっていたのは、

NHK、スポーツ大陸「すべて マラソンのために~藤原新の挑戦~」(2011/3/6放送)(NHK放送の内容はこちら)で紹介された 藤原 新 選手の模索と研究の日々。

どこにも所属しない、という意味で、実業団選手ではありません。

独立したプロ選手。

これは大変です。

結果が出ればいい、では済みません。

結果を出さなくてはいけません、生きては行けません。

そんな彼がどう進化したのか、ということにとても興味がありました。

もっとはっきり言えば、あの研究と試行の成果が、今日の結果に表れることを心密かに願っていました。

でも、もっともっとはっきり言えば、今回も悲しい結果に終わるのでは、と既に内心悲しんでおりました、少しだけ。

あの自分を追い込むストイックな姿勢には心打たれるものがあったし、挫折から立ち上がろうとする姿には共感も覚えていました。

でも、途中でどこか痛めてしまってペースダウンしてしまうのでは?などと・・・。

  

レース結果は私の危惧に反して、素晴らしいものでした。

レース終盤の、海外の超一流のランナーを次々ととらえて順位を上げるさまも、ゴール前の、抜き返そうとする外国人選手を強力なスパートで一気に引き離し2位に入賞する走りも素晴らしいものでした。

ゴールの瞬間、独居の部屋で思わず拍手してしまいました。溜飲(溜飲:胃中の残留食物。ruinではないです。)が下がりました。

しかし、なにより凄みを感じたのは、25km過ぎまで、遅れず出過ぎず、体力と気力を温存したクレバーさと自制心、そして予定の30kmより早い地点で、機を見て敏なるロングスパートに打って出た思い切りの良さに舌を巻きました。

ニュースでは、巷間、公務員ランナーに続き、無職のランナーの快挙と騒がれていると報じられています。

そうか、自分でプロと言っても、野球やサッカーやゴルフなどと違って、プロ制度は確立されておらず、観客収入も何もない、かろうじてスポンサーの物品提供があるくらいなのでしょうね(註 今知ったのですが、藤原新選手は、現在全てのスポンサーが離れ(企業は薄情なものです。)、物品提供も無く、真に無職無収入らしいです。ある意味、行動も発言も自由ですね、極限に厳しい自由。)

要は、孤立無援、たった一人で頑張っているらしい、ということ。

できることなら、募金でもしたいものです(周囲の、バレーボールやソフトボールのグループには、求められれば遠征資金のカンパはしていますし)。

役所勤めでも、会社務めでも、特別のバックアップがないという意味では、非実業団ということで一緒かもしれませんが、結果が出ないことには生きてはいけない、という意味で、無職プロは全く甘えの存在が許されない極限状況の世界なのですね。

なんにしても、アルバイトくらいやらないと、預貯金も底を突き、食うに困ることになります。

 

 

なんにしても、そうそうたる顔ぶれの外国人選手を次々と抜き去り、突飛にも迫らんとする雄姿は、観ていてとても痛快、爽快でありました。

 

 

川内選手、不運もあって、ちょっと残念な結果ではありますが、たまにはこんなこともあります。体調が悪かったのかも知れませんし、給水がうまくいかなかったことで、心理的にも肉体的にも微妙な影響があったのかも知れません。

ゴール後は、やはり全力を出し尽くした感の、疲労困憊でありました。

めげずに気分も新たに頑張っていただきたいと思います。

 

 

それと、気付いたこと。

藤原 新 選手は、あれだけ激しく追い上げ、さらにゴール前での激烈なスパートで2位を獲得したにも関わらず、ゴール後にほとんど息が切れていなかったのが不思議です。

特異なトレーニングを積んだ人間に、最高の歯車の噛みあわせが重なれば、超人的心肺機能が発揮されるのでしょうか。気持ちの問題だけとは思えません。

さて、そんな東京マラソンを観終わって、昼食を摂って、ぼさーっとテレビを観ておりましたが、雨もやや小降りになったので、14時過ぎからお散歩に出かけてしまいました。

トレランシューズで出かけたのは正解でした。

一度も通ったことのない道、ひと月くらい通ったことのない道。

工事中が多く、歩道部分は曲がりくねった瓦礫や泥濘が多く、特に傾斜地では、この雨降りは危険極まりない状態でした。

NHK、スポーツ大陸「すべて マラソンのために~藤原新の挑戦~」

2月26日 お散歩 18.79km 1300.6kcal


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