最近の洋書(死語?) [妄言]
舶来の実話系怪談のPPでも買おうと思ってAmazonのサイトを覘いてみたら、あらま、高い・・・。
若い頃は、19世紀の英吉利の怪談が好きで古書を買うほか、現代物も新刊書で買っておりました。
昔は外国郵便為替とかいう便利なものがございまして、比較的安い手数料で古本屋さんや版元に送金することができました。
ポンドやドルとのレートは忘れましたが、今と比べれば格段の円安(さすがに1ドル360円ではなかったような)でしたが、貧乏人でも英米からそこそこ本が買えました。
その後、郵便局の簡易送金制度が無くなったので、古書は古本屋さんに一気に大金(2万円から3万円程度ですが)を送金して預け金のようにして都度の送金を省略し、新刊書は丸善や紀伊國屋書店から購うようにいたしました。
丸善のレートがあざといように思えて、本社にお手紙を書かせていただいたりしました。ご丁寧にご返事をいただきましたが、レートが変わるはずもなく。
で、それは40年くらい昔のお話ですが、その頃と比べて日本の文庫本の価格はせいぜい倍くらいにしかなっていないような気がします。
で、Amazonのサイトを覘いてみたら。
ちょっと気になるタイトルがあって、読者レビュウでも、An excellent book which I highly recommend.などとあって、おっ、面白いかも♪
と思ったのですが、お値段が4000円近くて。
ハードカバーかなと思ったら、ペーパーバックスなのですね、これが。
文庫本なのに高いですね・・・。
でも、ペーパーバックス=文庫本 という私の理解が間違っているのです。
ペーパーバックス=非堅牢本 というのが正しいのですね。
それは兎も角、Amazonを覘いてわかったことは、洋書読むんだったら、ハードカバーとかペーパーバックスとかいうことではなく、Kindle版で読みなさい、っていうことです。
お値段も3分の1とかいった相対尺では言い表せず、0円から300円未満という低価格。
しかも、タイトル数は断然Kindle版が多いようです。
いや、タイトルごとに見た場合、全てにKindle版があるのに対し、書籍版があるのはところどころ。
これはもう、洋書を読みたいなら、Amazonの商法に乗っかるしかないかと。
そうすると、引っ越しの多い私も、荷物が増えなくて済みますしね☆
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