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最近あまり目にすることがなくなったもの [妄言妄語]

以前はよく目にしたが、最近はあまり見なくなったものがいくつかあります。

 


まず、私の父親。

亡くなってから見なくなったわけですが、時々夢で会います。

何か伝えたいこと、或は警告などがあるのかしら、と思ってしまいます。

逆に、私が父親に相談したいと思うようなことがあるのかもしれません(この年になって猶)。


 

それから、傷痍軍人さん。以前は、神社のお祭りや縁日などでよくお見かけしたものでした。

私は、人が良いというのか、流され易いというのか、涙脆いというのか、まあ、先の大戦では伯父が二人も外地で戦死しているということもあって、片手を吊ったり、片足に包帯を巻いてアコーディオンなどをかき鳴らす軍帽・白衣(病衣)の傷痍軍人さんの前に置かれた拠金箱にお金を入れようとします。

其れを、周りの大人が、騙されてはいけない、と阻止します。

騙してないよ、戦争で大怪我して可哀想ぢゃないですか。と私。

時々小遣いを拠金していました。

今は見かけませんねぇ。

そろそろ戦後70年ですから、戦争で怪我をされた方の大半はお亡くなりになっているのかもしれません。

そう、そう、百田尚樹さんの「永遠の0」は、昨秋の入院中に読ませていただきました。

課の女子職員が貸してくれたものです。

良い本です。

戦争肯定の本とは思いません。

指導部の誤り・無責任により無駄死をさせられた有為の若者達、無駄死(最早戦況に影響無し)と知りつつも飛び立った若者達の葛藤と浄化など、読む者の胸を張り裂けさせます。

知覧に行こう、 鹿屋に行こう。

私は、これらのサイトを見るだけで涙が溢れてきて、困ります(汗)。

傷痍軍人さんと同様に、復員服を着た人も見ませんね。


それから、最近見ないもの、三番目は虚無僧さん。

実は、「虚無への供物」という本のことを考えていて、「虚無への供物」とは、虚無僧さんへの喜捨、というイメージが薄ぼんやりと頭に浮かんで来たのですが、諸先輩のブログ記事から拝察するに、どうも違う感じがする(汗)。

虚無僧さんは、時代劇TV・映画などでは血生臭い役回り、刀も振り回し血煙が上がる、という場面が目に浮かぶのですが、現代の虚無僧さんは日本刀や長ドスなどは携行されていないと思っています。

そもそも、今や、天蓋を被り袈裟を着けお布施箱を胸に下げ尺八を吹き乍ら歩く虚無僧さんのお姿は、佐賀長崎鹿児島福岡沖縄山口では、ここ暫くお見かけしたことがありません。

人口も減ったでしょうし、活動エリアも縮小されたのかも知れません。


学生帽も見なくなりましたね。

そもそも(「そもそも」が好きなんだなぁ)、私の高校時代、学生帽を被って通学していたのは、全校1500人(3分の1は女子ですが)中、たった一人私だけでした。

なぜ私だけだったとわかるかというと、先生も含め、皆がそう言うから。

それから、私自身、学生帽を被った自校生を見たことがなかったためです。

ただし、隣の私立高校は帽子着用厳守だったようで、けっこうな数の生徒が学生帽を被っていたようです。したがって、私はどこの生徒かわかりにくい(笑)。

一度、隣の高校の生徒二人が、私をカツアゲの対象にしましたが、私は中学時代から校内で喉に刃物を突き付けられる生活に慣れていましたので、高校生にもなって素手のカツアゲと言うのは信じられず、笑ってしまいました。

余談ですが、中学・高校の頃は私も肝が据わっていて、死ぬのは怖くなかったし、刺されても死ぬ気がしませんでした。

今は、すっかりバカで、かつ、安全第一でのほほんの小市民。

蠍やハブにさえ慄く小心者です♪ 

という感じで、学生帽、見ないなぁ・・・。


4月26日(土) やや晴天お散歩 20.35km

内訳はですな、ジョグ18.42km、コンビニで買い物後ウォーク1.93kmちゅなとこです。


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