Amazonの読書企画♪ [本]
何とは無しにAmazonさんの日本サイトを眺めていたら、
オールタイムベスト小説100 という読書企画を見つけました。
昔は(40年~50年前)は、各出版社が、主に自社文庫本で、夏の緑陰100選、とかいった企画を出していましたね。
Amazonさんの場合、出版社ではないので、より広範な選定が可能となっています。
情実や不正はないものと信じます。
Amazonさんほど、人情、情実、お得意様という感覚のない企業はないと思うからです。
これほどAmazonさんを利用しながら、何の特典も与えられないのは清々しいほどです(決して嫌味や誹謗ではありません。私がそういう人間ですから。)。
100のタイトルはサイトで確認いただくとして、昔の100選と違って、古典的名作が選ばれれているとは限らないのです。
Amazonでよく売れた本なのでしょうね。
野間宏さんや高橋和巳さんが入っていない。
ドストエフスキーは入っているが、トルストイは入っていない(個人的嗜好からすれば、納得)。
夏目漱石は幾つも入っているが、芥川龍之介は入っていない。
太宰治は入っているが、志賀直哉は入っていない。
夢野久作は入っているが、江戸川乱歩は入っていない。
などなど、なかなか面白い。
自分の既読書は幾つあるかな?と思って数えてみました。
14冊ですね。
古典的なところでは、
坊っちゃん、こころ、輩は猫である・・・中学生の時、全部、旺文社文庫で読みました。ほとんどの夏目作品も。
老人と海・・・中学生の時、『武器よさらば』や『誰がために鐘は鳴る』と一緒に読みました。世界文学全集といった類の(河出書房や集英社)。
カラマーゾフの兄弟、罪と罰・・・これも中学時代。矢張り、世界文学全集。(『悪霊』や『白痴』など他の作品は「ドストエフスキー全集」でしたが。)
変身・・・これも中学時代。矢張り、世界文学全集。当然、『審判』も併載。
ボッコちゃん・・・これも中学時代。世界SF全集の星新一の巻だったかな。
一九八四年・・・これも中学時代。世界SF全集の近未来ユートピアふうの巻だったかな。ジョージ・オーウェルとオルダス・ハックスリー(『すばらしき新世界』)が併載。今となっては、どっちがどっちだったか識別不能記憶。
ドグラ・マグラ・・・高校時代(復刻の堅牢本)と社会人になってから(文庫本)と2度。また読もうと古本を買いました。
近作は、
永遠の0 (講談社文庫) ・・・昨年の入院中に部下に借りて読みました。
三匹のおっさん (文春文庫) ・・・今年の入院中に街の書店で購入して読みました。
夜のピクニック (新潮文庫) ・・・退院後にAmazonさんから購入して読みました。
魍魎の匣・・・退院後にAmazonさんから購入して読みました。
100冊の選定基準、わけがわかりませんが、評価順でなくAmazonでの売れ数順と考えれば、嗚呼、そんなものか? と妙な納得をして、脈絡のない出鱈目っぽい100選にも誰も文句は言わないでしょう。
訪問しました
by makimaki (2014-05-07 17:18)
◎makimakiさん♪
ご訪問ありがとうございます。
by oosumidream (2014-05-10 19:44)