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「青年の環」を拝読する時 [暮らし]

野間 宏さんの「青年の環」を拝読する時、儂は、あたかも徳川幕府三代将軍、家光が大久保彦左衛門から東照神君の話を聞く時に裃を着て正座することを常とするようのに、背筋を伸ばして、姿勢を正すのです。

蟄居静養中のように時間もないことから、「青年の環」はあまり読み進めておりません。

まだ第一巻の半ばです。

全五巻本で、一巻目から900頁を越えており、なかなかの難敵ではありますが、結構面白いと感じています。

時代背景やテーマ、題材は重く、登場人物それぞれの窮境もよく描かれており、辛くなるところですが、文章が読みやすいですね。

じっくり、ゆっくりと愉しみたいと思います。

併行して、夢野久作さん(「ドグラ・マグラ」)とか、久生十蘭さん(「魔都」)とか、恩田陸さんとか、森博嗣さんとか、京極夏彦さんとか、その他の著者の比較的軽いものを読ませてはいただくことでしょう。

マーガリン入りレーズンパンも食べる。

鶏肉燻蒸も食べる。

そういうこともあるのです。


かっど(名詞) ゆうるし(名詞) ひして(名詞) ほかだ(名詞) よこう(動詞) さるく(動詞) くらする(動詞) にゃあがる(動詞) ひだるか(形容詞 とされるが、儂には形容動詞のようにも思える。気持ちです。) えーらしか(形容詞) むぞか(これも、儂的には形容動詞) 

このうち、「かっど」と「ひだるい」は、標準語ですね。つまり、ほかの言葉は方言です。

でも、「かっど」も「ひだるい」も、古い言葉で、今はあまり使われない。

「ひだるい」は、昔々の本当の古語なので、用法としては記録に残っていますが、「かっど」は戦前・戦後に使われていた言葉で、中途半端に古新しいことから、記録に見当たりません。

ネットで探しても見つかりません。

「かっど」 となりのおばあさんが使っていました。

ハイカラな人たちは使っていなかった。

儂も使っていなかった。

意味は、当然皆よく知りつつも。


コメント(2) 
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コメント 2

makimaki

訪問しました
by makimaki (2014-05-11 07:16) 

oosumidream

☆makimakiさん♪
ご訪問、ありがとうございます。
裃を着ると、捗りません。
野間さんと私は、神君と孫ではないので、矢張り、気張らず自然体がいいかもしれません。

by oosumidream (2014-05-11 14:31) 

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