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臨場感:CDも、まんざら捨てたものではない♪ [倉木麻衣]

同じお散歩でも、主として走る時と、専ら歩く時(走禁)では、使うイヤファンが違うのであります。

走る時は、風切音や走行雑音が大きくて音質がどうのこうのというレベルではないのですが、歩く時は雑音がなく、かつ音楽への集中度も高くなるので、ある程度音の質が問われるのです。

でありますからにして、走るときのイヤフォンは廉価モデルの耳掛け式で、歩く時のイヤフォンはその5倍くらいのお値段のインナー式。

久々に歩いて、きちんと麻衣ソングズを聴くと、やはり素敵な歌声。

ライブ>>>>CD みたいに言われるけど、CDもけっこうよい。

雑音・騒音や合いの手が入らないのもよい。

歌声の全てが脳に入り込む。

安全な歩道を、前を向いて歩いている限り、集中を削ぐものは少ない。

CDの録音だって、聴く人を想い浮かべながら一所懸命、誠心誠意心を込めて歌われたはずなのであります。

現実に聴く人がそこにいないと気分が乗らない、そういう人ではないはずであります。

聴く人を想い浮かべる力も、アーティストとしての重要な資質の一つと思われます。

だから、ライブに行かず、専らCD鑑賞を愛する人間は、決して変ではないと思います。

生で聴かないとその本当の鑑賞ができない、なんてことはないと思います。

そしてそこには、聴く側の感受性と創造力も関わってくるのではないでしょうか。

 

ライブでは、騒音雑音合いの手の「音」的障害のほか、観覧者も振り付けをしなければならないという障害(しないけど)、演者が見えてしまって精神集中の邪魔になるという障害などがあり、鑑賞し切れていないもどかしさを感じてしまいます。

ライブがお祭りであるならば、なおのこと、自分には関係のない世界。

私は、ライブはお祭りと同じと思っていないので、私の期待とライブの実像の乖離に不全感を覚えるのは無理もない。

私は、CD鑑賞のほうが性に合っている、と、ただそれだけのことかな。


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