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菅さんの記者会見♪ [暮らし]

所信表明演説と見紛う、否、聞紛うばかりに魂の籠った演説であった、菅総理大臣の記者会見。

否々、国会の所信表明演説ですら、このようなちゃんとしたお話を聞いたことは無い。

感覚的にも、理屈の上でも納得がいく。そこに真摯で実直な力強さを感じ、心底共感を生む。

この40数年、正直言って、心から共鳴し信頼を感じた総理大臣は一人もいなかった。

常に悪い方向へ悪い方向へお国をひっぱり、お国の借金を増やす人、国益を損なう人、私腹を肥やす人々。

湯水の如く、無駄な工事費をばら撒く人、外交の未熟を海外援助でカバーする人。

そして最近は、日本をどうするかの政策ビジョン(目指す日本の将来像と、そこへの到達方法)もない、描けない、政治能力も胆力も指導力も無い人々が状況の波に乗せられて総理大臣になってしまい、やがては大渦の中に飲み込まれ息絶えて姿を何度も見せられてきた。

未来無き借金大国、日本。

 

菅さんは、明確で強いビジョンを持ち、私利私欲、党利党略を捨て越えて、国民と国のために全力を尽くしてくれると感じた。

 

私利私欲、党利党略を捨て越えて、国民と国のことを考える、なんてことは、本音の世界では従来の日本の政治家としてはありえないことで、いずれは、四面楚歌、矢尽き刀折れて倒れる時が来るかもしれない。

その時、日本にもう明日は無いかもしれない。

否、そんな日本であれば、明日があってはならないとも言える。

そもそも、矢尽き刀折れる前に変節なきことを願う。

 

しかし、谷垣さんは昔から買っていたのだが、あんなコメントしかできないなんて、失望してしまった。どうなさったのだろうか?

自民党も、そろそろ国民と国を考えてよい頃合。