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昔読みかけた本♪ [本]

昔読んだ本を読み返したい、ということで、退院後、「青年の環」(野間宏 著)と「ドグラ・マグラ」(夢野久作 著)の古本を、相次いでオークションにより入手いたしました。

これ等は、いずれも現在も所有しており(売ったり捨てたりしていないので)、それぞれ、実家と自宅に在る筈です。

でも、其れ等を取りに行くのは面倒だし、お金と時間がかかります。

また、実家に置いている「青年の環」はハードカバーで、読むのに大旺並の腕力を要するため、文庫本がよい。

ということで、大枚をはたいて文庫本の古本を購ったわけです。

という状況の中、昔、読みかけていて消失してしまった本があることを思い出してしまったのです。

タイトルと著者名は忘れていました。

鶴の像の噴水と坂の上のお家が出てきていたことは覚えています。

なんで消失したかというと、本を数分割して持ち歩いて読んでいたから:どんどん小さくなって無くなってしまった。罰当たりっ!!

これをまたまた読みたくなった。

これは読了もしていない本で、かつ物理的に消失(紛失ではなく)してしまったので、既述の入手本2作とは状況が全く違います。

で、記憶のキーワードでネット検索したら、

あらま簡単、「魔都」(久生十蘭 著)でした(笑)。

魔都―久生十蘭コレクション (朝日文芸文庫)魔都―久生十蘭コレクション (朝日文芸文庫)
  • 作者: 久生 十蘭
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞社
  • 発売日: 1995/02
  • メディア: 文庫


これは、オークションには単行本(新古書)しか出ていませんでした。

未読の新本が、文庫本の古本より安いのですが、私には単行本を読むだけの腕力がないので、文庫分を入手しなければなりません。

因果なものですぜ(平坦な口調)。

この出費はとても痛いのですが、先日、入院の保険金が振り込まれ、ちょっと潤っています(と言っても、年間に支払っている保険料の半額弱で、全然元は取れていないのです。)。

弾丸劣者、涯蔓宮


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