「青年の環」を拝読する時 [暮らし]
野間 宏さんの「青年の環」を拝読する時、儂は、あたかも徳川幕府三代将軍、家光が大久保彦左衛門から東照神君の話を聞く時に裃を着て正座することを常とするようのに、背筋を伸ばして、姿勢を正すのです。
蟄居静養中のように時間もないことから、「青年の環」はあまり読み進めておりません。
まだ第一巻の半ばです。
全五巻本で、一巻目から900頁を越えており、なかなかの難敵ではありますが、結構面白いと感じています。
時代背景やテーマ、題材は重く、登場人物それぞれの窮境もよく描かれており、辛くなるところですが、文章が読みやすいですね。
じっくり、ゆっくりと愉しみたいと思います。
併行して、夢野久作さん(「ドグラ・マグラ」)とか、久生十蘭さん(「魔都」)とか、恩田陸さんとか、森博嗣さんとか、京極夏彦さんとか、その他の著者の比較的軽いものを読ませてはいただくことでしょう。
マーガリン入りレーズンパンも食べる。
鶏肉燻蒸も食べる。
そういうこともあるのです。
かっど(名詞) ゆうるし(名詞) ひして(名詞) ほかだ(名詞) よこう(動詞) さるく(動詞) くらする(動詞) にゃあがる(動詞) ひだるか(形容詞 とされるが、儂には形容動詞のようにも思える。気持ちです。) えーらしか(形容詞) むぞか(これも、儂的には形容動詞)
このうち、「かっど」と「ひだるい」は、標準語ですね。つまり、ほかの言葉は方言です。
でも、「かっど」も「ひだるい」も、古い言葉で、今はあまり使われない。
「ひだるい」は、昔々の本当の古語なので、用法としては記録に残っていますが、「かっど」は戦前・戦後に使われていた言葉で、中途半端に古新しいことから、記録に見当たりません。
ネットで探しても見つかりません。
「かっど」 となりのおばあさんが使っていました。
ハイカラな人たちは使っていなかった。
儂も使っていなかった。
意味は、当然皆よく知りつつも。
マッスルバックの愉悦 ゴルフクラブ(アイアン) [鍛錬]
5月10日(日) 好天お散歩 20.32km
9時に来訪者があるため、早朝に出て早めに戻りました。
爪が剥がれて、あと1枚、という記事を書いた後、各指の爪のあった場所をながめていたら、ゴルフのアイアンのマッスルバックを思い出してしまいました。
実は、キャビティバックアイアンも思い出していたのですが、其れは無視。
マッスルバックアイアンが好きだから。
昔、ゴルフをやっていた頃、三つのアイアンセットを持っていました。
最初のは、ベン・ホーガンのAPEX PC(パーカッションセンター)で、安売りオサダの一本1000円コーナーで買い集めました。7番と2番が欠でした。
諸般の事情により、ゴルフをやったのは2年ですが、ほとんどをこのベン・ホーガンでプレーしました。
ベン・ホーガンのパーカッションセンターマッスルバックは、ブレードのバックの形状がとってもユニークで、一番楽しい♪
他に、マクレガーの、確かセンチュリーと、タイトリストを持ちました。
これらは何れもセットで購入しました。
それでも、安売り店のセール品だったので、2~3万円でした。
これらもマッスルバックで、マクレガーはソリッドでスクエアな質感、タイトリストは極薄で滑らかなエレガントな質感のクラブでした。
これらのクラブは絶版となっているようですが、今もマッスルバックの愛好家は多いようで、沢山のクラブが出ています。
マッスルバックは、美しい。
しかも安い。
またゴルフを始めたくなりますね♪
フォージド となっていないのは鋳造かもしれません。
でも、必ずしも軟鉄鍛造だけが柔らかな打感が得られるというわけでもないようですよ。
鍛造、鋳造は気にせず、姿の良いもの(=気に入ったもの、好き嫌い的に相性の良いもの)を買ったほうがよいのではないでしょうか?
因みに、魂すぺⅠは鍛造ピストンでしたが、今乗っている魂すぺⅡは鋳造ピストンではないかと思います。
鋳造ピストンでも特に支障は感じません。
いずれ劣らぬ 美しい顔(かんばせ)をご鑑賞ください。
爪は、あと1枚♪ [暮らし]
我が病は、副腎皮質ホルモン剤内服療法により一部軽快化の兆しも見られるところでありますが、爪の委縮は順調に進捗し、先ほど右足親指の爪が剥離したことにより、爪は、残り一つ、左足親指の爪だけになりました。
これは、今となっては貴重、かつたった一つの希少な組織となりましたので、大切に温存してまいりたいと思うところでございます。
さて、通りすがりの御仁にあっては、病とは何奴ぞ、というご感想もありましょうことから、「医学生のレポートやっつけサイト」からの抜粋を転載させていただくことでご理解の一助とさせていただきいと存じます。
我が病
消化管ポリポーシスに皮膚色素沈着、爪甲の萎縮・脱落、および脱毛を伴う非遺伝性の疾患である(Cronkhite and Canada, 1955)。ポリポーシスに起因する消化管からの蛋白漏出による栄養障害が、これらの外胚葉系の異常の原因と考えられている。50歳,60歳代に好発し、本邦では男性に多い。ポリープは胃と大腸に多発し、比較的高率に消化管癌や腺腫の合併がみられる。
肉眼像では、浮腫状で発赤の著明なポリープがびまん性にみられ、ポリープ間の介在粘膜にも浮腫や発赤が認められる。ポリープや介在粘膜に粘液の付着が目立つ。組織像では、
腺管の嚢胞状拡張と蛇行を伴う過形成と、粘膜固有層の浮腫性・炎症性拡大がみられる。この変化はポリープのみならず、びまん性に介在粘膜にもみられる。
ドブ感想 : 味覚障害(味と食感の異常)や皮膚炎・皮膚剥離が記述されていませんね。
来週は大学病院の消化器内科と循環器内科を受診予定です。
血栓症がどうなっているのか。ワーファリンの増減はどうなるのか。
クロンカイトはどうなっているのか。プレドニンの増減はどうなるのか。
膵臓に害をなす医薬品は何者なのか。
と、こういったことが話し合われるのかと思っています。
歴史も浅く、発症例も少ないということで、治療法が確立されているとは言えない状況のようです。
私の病気が、この大学の診療と臨床研究に少しでも貢献できるとすれば望外の喜びでありますが、果たして如何なものか?
手足の指先(本来、爪のあるべき部分)の惨状はファンタスティックなものがありますが、ここに写真を載せた場合、あまりのグロテスクさに失命されることも危惧されますことから、其れはぐっと堪えて止めておきましょう。
でも、せっかくだから、取れた爪片を
(向かって左のが右足親指の爪、右のは一円玉です。)