南洋の香り♪ から動物奇想へ [妄言妄語]
沖縄本島(那覇市)で2年間暮らした後に長崎本土に赴任したことから、長崎をとても寒冷の地と感じていましたが、3年目に入ると、長崎の南国らしさも感じられるようになりました。
勿論、佐賀や福岡と比べると、断然南方で、海洋環境にあるわけですが。
トロピカル?
花々の香りが、とても甘いこと。
勿論、単一の香りではなく、種々の花々、樹木がそれぞれに違った素敵な香りを放ちます。
その香りの心地よさは、時として沖縄で感じた楽園の香りを凌駕するとさえ思える時があります。
それなのにハブがいないというのは、とても嬉しいことです。また、隣県 佐賀のようにはマムシもいないようです(たぶん)。
ただ、大型の猛禽類はよく見かけます。
そのせいか、カラスが大人しいようです。
また、大型猛禽類が人を襲ったという話は聞いたことがありません。
社宅付近では、猿出没の注意報がよく流れます。
ペットが逃げたのではなく、山から下りてきたのですね。
福岡でも猿は出ましたが、猪のほうが多かったですね。
鹿屋では、猿は出没ではなく、近辺に集団常在で、これは危ない状況でした。
さて、長崎では、起き抜けの室内で、左肩に極彩色の 蠍(さそり)を見ましたが、振り落した後、家探ししたのですが発見できず。
一週間くらい、極度の緊張感を持って就寝しましたが、その後はとんと見かけません。
ステロイド剤を多めに服用していた時期(退院直後)だったので、幻覚を見たのでしょうか?
そう言えば、以前、台風の時に部屋に逃げ込んだヤモリの遺体は発見されました。
いろんな害虫を食べてくれるので、期待していたのですが、虫自体があまりいないのと、その数少ない虫に関して、蜘蛛との生存競争に敗れてしまったのでしょうか?
ヤモリの遺体は、可哀想に、紙のようにペラペラになっていました(合掌)。
とても哀しかった。
こんな室内にも、ゴキブリがいました。
食べ物はないはずなのに?
続編が出る筈と思い、強力ゴキブリ退治スプレーを、取り出しやすい場所に配備しましたが、その後は見かけません。
ゴキブリはたったの一匹しかいなかったのか?
福岡の実家では、無数のゴキブリが飛んでいました。
誰もゴキブリを怖がるような人間はいませんでしたが、暗闇を飛んできたゴキブリが顔にとまるのは、あまりいい感触ではありません。
毎晩、弟とゴキブリ駆除競争をしていました。
調子がいい時は、一晩に30匹くらい〇ぶします。
いったい、何千匹いたのやら?
数が多いと言えば、蚊は無数にいました。
屋内(土間)で、適当に掌を閉じると10匹近い蚊を捕獲できました。
深呼吸は、蚊を吸い込むので、厳禁です。
寝る時は当然、蚊帳を張ります。
それでも何匹かは中に入って来るので、蚊取り線香は焚きます。
屋内には、蛇(へび)や鼠(ねずみ)や鼬(いたち)も居ました。
凶暴な猫も飼っていたのに、蛇や鼠や鼬がいるというのは不思議なことです。
凶暴な猫と鼬がいたのに、蛇や鼠がいるというのは不思議なことです。
凶暴な猫と鼬と蛇がいたのに、鼠がいるというのは不思議なことです。
猫は舌が肥えていたのかもしれません。
蛇は、守り神的な蛇で、夏休みに座敷で昼寝をしていると、傍に居たりすることもありました。
鼬は、あまり屋内で見かけることはありませんでしたが、天井裏を走る音が、鼠のものより大きいときは鼬です。
鼬が鼠を追いかけているような時もありました。激しく喧しいときは、猫が鼬を追いかけている時だと思われました。
しかし、狭く迷路様の天井裏は小さい生き物のほうに向いているようで、狩りは成功することがあまりないように思われました。
この間、退社時に、駐車場に上る道の途中で、狸を見かけました。
三叉路(T字路)の ❘ の部分を ー の方向に向けて上っていたら、目の前の ー の路を左手(上方)から猫が走り下りてくるのが見えました。
目の前を通り過ぎる瞬間に、それは猫ではなく狸であることを視認しました。
大き目の猫のような質量感ですが、若干下膨れ体型で、若干軽快感に欠ける走りです。
そいつは ー を右(下方)に直進し、緩いカーブで視界から消えて行きました。
そいつの後ろから、中年のご婦人が駆け下りて来られましたが、狸を追いかけておられるのか、無関係に走っておられるのかはわかりませんでした。
目の前を、狸の去った方向に駆けて行かれました。
私は、T字路の ❘ から ー を左折したので、帰趨は確認できませんでした。