戦後70年談話 [暮らし]
8月14日(金:勝手に休んだ) 晴れの正午跨ぎのお散歩(11:17発)19.81km
またまた、例のサイズ小さめの底が緩い運動靴を履いてしまいました。
自分に合わないのはわかっているけれど、折角買った、或は買ってしまったので、履かないと、勿体無い、或は其の靴に申し訳ない、ということで、履いてしまいました。
サイズが小さいと、足全体が圧迫されます。
でも、紐を緩めると、やっぱりスッポ抜けます。
なんとも、渡世に似て悩ましいところです。さて、足が圧迫されると血の巡りが悪くなります。
朝、ワーファリンを3.75mg服用していても、それは抗凝固なので、真の流動性とは違います。
血の巡りが悪くなると、私の場合、特に足裏が痛くなったり、痙攣し易くなるようです。
痛くなると歩くのですが、歩いても足は使うし、時間は余計にかかります。
かくして、けっこう大変なことになって帰還するわけです。
ボロボロです。
さて、夕方、安倍首相の戦後70年談話を拝聴させていただきました。
ちょっと回りくどい点はあったかと思いますが、日本の首相の演説としては、大変良かったと思いますし、ある意味感銘を受けました。
あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。しかし、それでもなお、私たち日本人は、世代を超えて、過去の歴史に真正面から向き合わなければなりません。謙虚な気持ちで、過去を受け継ぎ、未来へと引き渡す責任があります。
首相のこのお言葉、近隣国へ向けられたものではなく、自国民に向けられたものですね。
日本の権力者の皆様は、有識者が練られ、首相と側近の皆様が丹精され、閣議決定されたこのお言葉をよく噛み締めて、実践していただきたいと思います。
そして、その考えの延長線で、1,100兆円に上る負債の後世転嫁も是正していただきたいと思います。
戦後70年談話は、殊更にM化(卑下)することも無く、無用に挑発的になることもなく、バランスの取れたものであったと思います。
中国、韓国の政府筋からも公式には極端な抗議はなかったようです。
あの談話に100%満足することはないでしょうが、100%満足ということは、一人一人が自分で書いたってなかなかないことです。
かといって、全くけしからんというレベルではない。
全否定するような意見があれば、その表明者の聡明さが疑われるようなものだと思います。
談話も良いと思いましたが、安倍首相も良いと思いました。
もともと、ここ数代の総理大臣ではずば抜けて優れた人だとは思っていましたが、このところのタカ派的政策、集団的自衛権行使を可能にする安全保障関連法案の件などで、危ない人か?という思いも芽生えていました。
しかし、矢張り、この首相に日本を託してよいのではないか、と思いました。
ここに政治的なことはあまり書かないつもりですが、これは政治的なことというより、生活上の感想なのです。
日本はどうなるか、誰か日本のことを、特に後世のことを真剣に考えている人はいるのか、といったところでの感想なのです。