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納豆食べていい! [暮らし]

脚の怪我で長期間ゆっくり歩行しかしなかった時に【即死性疾患】深部静脈血栓・肺血栓症に罹って死にかけ、以後、抗血液凝固剤ワーファリンを服用しています。

そしてこのほど、肝機能悪化に伴い、抗血液凝固剤を、ワーファリンからリクシアナに換えました。

ワーファリン3錠までは問題が無かったのですが、4錠に増やしてから徐々に肝機能が悪化してきたのです。

なんで4錠も服用しないといけなくなったかというと、多分ですが、もう一つの重篤疾患の想定治療薬:免疫抑制のため服用しているステロイド剤に、促血液凝固作用(因子)があるような。

もう一つの重篤疾患:何故ステロイド剤を服用しているかというと、自己免疫が強力に自分の体を攻撃する(多分ですが)疾患に罹っていると思われるためです。

この疾患は、確認されてから60年が経過していますが、世界で500例くらいしか確認されていないとのこと。

その中で、日本での発症例は多目だそうです。

まだ、原因も治療法も確立されておらず(不明)、対症療法として、免疫抑制剤プレドニンで症状軽減報告が多いということで、私もプレドニンを処方いただいているのです。

この疾患は、したがって、「~病」ではなく、「~症候群」です。

昨年7月に、目出度く指定難病(特定疾患)に昇格しました♪

指定難病(特定疾患)というのは、原因もわからず治療法も確立していない希少疾患に行政が一定額を超える治療費の補助をしてくれるものなのです。

昨年7月までは、「希少」にも届かない「超希少」だったのですが、指定基準が緩和されたようです。

さて、話を元に戻し、このたび、深部静脈血栓・肺血栓症治療薬:抗血液凝固剤を、ワーファリンからリクシアナに換えました。

この高価な新薬のメリットは、まず、肝機能障害の報告例が少ないようで、これがそもそも、今回薬を変えた理由であります。

この他、抗凝固作用の機序の違いから(ワルファリンカリウムはビタミンK拮抗作用により、肝でのビタミンK依存性凝固因子(プロトロンビン、第Ⅶ因子、第Ⅸ因子、第Ⅹ因子)の合成を抑制し、抗凝固作用を発揮するが、リクシアナはFXa(活性化血液凝固第X因子)に直接作用する薬剤であり、ビタミンKには依存しない。)、ビタミンKを摂取してもよい、ビタミンK含有食品:納豆、クロレラ食品、青汁ほか も食してよいようです。

まあ、デメリットは、お値段が高いこと。薬価がワーファリンの20倍(私の使用量ベース?)。

あと、出血系の副作用がちょっとあります。

消化管出血(1.24%)、頭蓋内出血(0.35%)、眼内出血(0.18%)、創傷出血(0.08%)、後腹膜出血(頻度不明)等の重大な出血があらゆる組織及び器官に生じることがあり、死亡に至った症例も報告されているとのこと。

消化管出血、眼内出血、創傷出血は、出血が認識できるので、まあよい(よくはないが)のですが、頭蓋内出血、後腹膜出血はわからないので、不安が大きいです。

リクシアナを過量投与した場合、出血性の合併症を引き起こす可能性があります。
〔対処法〕
リクシアナの抗凝固作用を選択的に中和する薬剤は知られていません。また、本剤は血液透析により除去されにくいです。出血が認められた場合には、症状に応じて、外科的止血、新鮮凍結血漿輸注、血漿交換等の適切な治療の開始を検討してください。

ということで、主治医と相談し、60mg/day から 30mg/day に減量していただきました。

お薬代も、払える額になります。


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