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すごく:形容詞の連用形の正常化運動 [暮らし]

最近、といってもここ2~3年前から、テレビの「発言テロップ」に発言が修正される現象が見られます。

それは、ここ20年くらい前から蔓延・浸透している 形容詞「すごい」の変態連用形「すごい」の修正標記です。

例えば、正態の「すごく綺麗♪」を、ほぼ99%の日本人が「すごい綺麗♪」と変態的に言います。

テレビのテロップでは、これが、正常な「すごく綺麗♪」に修正されて表示されるのです。

テレビを注意して視ていると、このような形容詞「すごい」の変態連用形「すごい」が発された場合、100%が正態連用形「すごく」に修正表示されているのがわかります。

これは、テレビ業界各局連携しての「すごい→すごく」正常化運動ではないかと思っています。

日本語の変遷はあるものですが、感覚的に許容できるものとできないものがあります。

この、「すごい→すごく」正常化運動、見たところ、成果は未だ全く出ていない状況ですが、良識が無いことで定評のあるテレビ業界における数少ない良識の発露と観ぜられ、少しく喜ばしく思っております。


ちょっと違いますが、3年前に「すごい」と並んで私が違和感(不快感に近い)を抱いている言葉の蔓延として言及したのが「めっちゃ」です。
別に「めっちゃ」が嫌だということではなく(好きでないことは確かですが)、発祥の関西を越えての外来生物張りの蔓延を苦々しく思うということであります。

長崎でも私より年長の上司が普通に使っておりました。佐賀でも多くの人が使っていますが、佐賀では年配者は使っていないように感じます。当時も書きましたが、それぞれ自らの地域性(ローカリティ)に応じ、「とても」 「すごく」 「わっぜ」 「がばり」 「ばり」 「がばい」 「ばち」 「ぶち」 「でーじ」なども適切に使っていただきたいものです。

もののサイトによると、福岡県は「ばり」、佐賀県は「がば」とありますが、福岡県大川市では「がばり」、筑後川を挟んだ 佐賀県佐賀市では「がばい」が多いようです。

因みに、その福岡県大川市では、昨日10月7日(土)から明日10月9日(祝)までの三日間、「大川木工まつり2017」が開催されています。リンク1 リンク2 リンク3
好天にも恵まれ、大変盛況なようです。
現在日本に滞在されている方があれば、是非ご訪問されてみてはいかがでしょうか。

いっぽう、佐賀県佐賀市では、10月31日(火)から11月6日(月)までの7日間(バルーン競技・イベント開催期間 = 11月1日(水)〜11月5日(日)???)「2017佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」が開催されます。
こちらは、市内が混むと嫌なので、強くはお勧めしません。

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