方向指示器の使用法??? [交通安全・マナー]
今日、仕事で、大型のワンボックスカーの助手席に乗りました。
途上、当方、信号が、変わり目でなくずうと「青」のままの交差点に差し掛かりました。
すると、交差する道路の左側から自動車がすーっと出て来て、何事も無く、ぶーんと走り去って行きました。
当方の大型ワンボックスカーは車列の先頭を走っていましたが、交差点の直前という距離での出来事ではなかったため、当方の大型ワンボックスカーはスムースに減速し、停車はせずとも衝突を免れました。
そして、当方の大型ワンボックスカーの運転手は、ポツンとひとこと、「信号無視ですね。」と言いました。
その信号は、普通の車用(汎用)信号で、歩行者用の信号も横断歩道側にある、普通の交差点でした。
赤になった直後数秒の突入とか、青になる前の見切り発車とかいったものではなく、赤の真っただ中の真正の信号無視でありました。
青信号でも左右の安全を確認して進むという自衛措置は必要なのです。
ところで、当方の運転手さん、九州山口の車の、方向指示器の使用率の低さを嘆いていました。
私は、心の中で、「沖縄を舐めるなよ。」と思いました。
しかし、よく観察していると、当方の運転手さん、信号待ちで停止している間は方向指示器を作動させません。
曲がる時に作動させます。
そもそものところで、方向指示器は、信号待ちで停止している時は作動させなくてもよいと思っておられるようです。
たぶん、何十年も。
他車への思い遣り、乗員への思い遣りを感じさせる、メリハリはあるものの、穏やかな運転をされる、運転中も温厚な方です。
でも、方向指示器への理解が間違っている。
もしかしたら、運転者の8割くらいはこういう誤解をしているのではないでしょうか?
毎朝の通勤、待ちの長い信号で、左折にせよ、右折にせよ、方向指示器を点滅させている車は、少ない。
(本線から別れて、立体交差する交差点なので、基本的に直進する車は殆どない場所です。国道から分流して交差点にいたり、これを直進してまた同じ国道の同じ方向に合流する車は少ない。)
公安委員会の広報活動が必要なのかも知れません。