道路横断中の交通事故 [交通安全・マナー]
2019年2月5日(火)、午後6時59分発、7.01km(SKYSENSOR)
久々に、「火曜日なので、仕事から帰還後の夜のお散歩」です。
仕事から帰還後と限定しなくて、散歩自体が3週間ぶりです。
左足の踵が痛くて、散歩を自粛し、踵局所衝撃の少ない筋トレに甘んじていたわけです。
それが、2週間かかっても完全には痛みが取れないので、衝撃を避けるだけでなく、積極的に衝撃に突っ込んでみよう(?)と思った次第です。
2週間ぶりだと、踵がどーのこーのという前に、脚と心肺がきついです。
2週間で体は鈍ってしまうのですね。
それと、最大筋力系のトレーニングは、あんまり持久力の低下を押さえてはくれないということを改めて知りました。
さて、今は、道路横断中の交通事故のことが気になっています。
横断歩道があろうが無かろうが、信号があろうが無かろうが、明るい日中は、前方を注視していれば余程の高速ランの、物陰からの飛び出しや歩道橋からの転落以外は避けられる筈です。
しかし、街灯の無い、片側二車線以上の道路となると、物陰からの超速飛び出しや歩道橋からの転落以外でも避けられないことがあると思います。
自車の前照灯で人影のないことは常時確認していても、前照灯が横を照らさない至近距離で歩行者が横断を開始した場合、距離が近すぎて法定常速でも避けきれない場合があるでしょう。
或る程度の幅員の幹線道路の場合、30m間隔の街灯設置は必須です。
兆歩譲って、せめて横断歩道至近には街灯を設置すべきでしょう。
確か、佐賀県では、1月中に2件の交通死亡事故が発生し、お二人が亡くなられています。
うち一件は道路横断中の死亡事故です。
① 1月3日午後4時頃、大和町久留間の県道と市道が交わる信号の無い交差点で、県道を走行中のライトバン右側面に、市道走行中の軽自動車が衝突。ライトバン運転の61歳の男性が頭部打撲で死亡、軽自動車の18歳~19歳の男性4人は無事だったようです。
② 1月10日午前9時半頃、久保泉町上和泉の見通しの良い直線の県道で、信号や横断歩道のない地点で道路を横断中の近隣の幼稚園長の87歳女性が若宮方面から川久保方面へ走行中の81歳の男性が運転する軽自動車に撥ねられて死亡しました。
① の場合。信号のない交差点では、優先関係に関わらず、自分の安全のために、一時停止 → 一旦停止を励行しましょう。止まれの表示がある場合は、1秒以上の法定(指定)一時停止 ⇒ 完全視認の一旦停止を100%厳守しなければなりません。
② の場合。後方や側方への注意も疎かにはできませんが、まずは、進行方向である前方への注意を最優先すべきでしょう。
なお、福岡県では、2月4日午後10時15分頃、福岡市中央区赤坂の国道で、18歳の女性が運転する普通乗用車と51歳男性が運転するタクシーが正面衝突する事故があり、タクシー乗客の56歳の男性(福岡高等検察庁の総務課長)が死亡しています。双方の運転者は軽傷。
ア)亡くなったタクシー乗客はシートベルトをしていなかったとみられている。
イ)乗用車を運転していた女性は「カーナビを確認しようと脇見をしていた」と話している。
シートベルトは最後の命綱みたいなもんで、必須ですね。司法関係者がシートベルト装着を怠ってしまったことは不幸なことですが、きっと、えーくろておられたのでしょう。
また、飲酒運転と同様、睡眠運転、電話運転、読書運転、食事運転、髭剃運転、激昂運転、TV視聴運転、ゲーム運転、目隠し運転、カーナビ運転も危険です。
ナビゲーションは音声に限ります。
走行中は、速度計、回転計、水温計、油温計、後方鏡等最低限必要な自動車の計器等以外は見るべきではありません、
そもそも、自動運転全盛の今時、画面カーナビなんて原始媒体が残存していたのですね。
法令で規制し、聴覚障害のある方を除き禁止すべきでしょう。
私など、最近はラヂオさえ聴きません。
注意がそっちに行ってしまうのもいけませんし、緊急車両のサイレンも聞こえにくくなります。
付記 2月2日午後8時40分頃、西与賀町高太郎の片側一車線の直線の県道で、自転車に乗って仕事から帰宅中の64歳の女性が、後ろから来た20歳男性が運転するの軽乗用車に撥ねられ、頭などを強く打ち死亡した。通報者は撥ねた人。
これで、今年の佐賀県内の交通事故による死亡者は3人で、昨年より3人増のハイペースとなり、事故現場はいずれも佐賀市内。
3件とも轢き逃げではありませんが、極度の前方不注意と技量不足でしょうか?