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「紳士なノート」終了! [暮らし]

「紳士なノート」(アピカ プレミアムCDノート横罫 B5 96192頁)というものを670円で購入(Amazon)し、1月23日(土)に、それまでの普通の事務用ノートから筆記先を変えたのは当日付けで書いたとおり。紳士なノート.png


このノートは、やはり紙質が上質で、普通のノートだったらペン先が紙面(繊維)に突き刺さってしまうような極細の万年筆や、太字でかつインクフローが良好過ぎて表面張力を誇示するような万年筆でもインクが裏側に滲むこともなく(筆記面にも当然滲まない)、つまり神経を遣うことなく、気楽に、よしなしごとを書き付けることができています。写説(社説等の筆写)もします。


ノートの上質さは、ノートというより書物のように感じます。これでこのお値段は安すぎます。


ただ一つの難点は、枚数が多く、また紙質が上質であることから、ノートに可成りの厚みがあり、各頁の下端や、右頁の右端部に筆記する際には、筆記する手が紙面と机面の段差にかかって座りが悪く、字が乱れることです。


ノートの重さについては、書斎(兼居間、兼食堂)から持ち出さないので、全く問題ありません。いや、重厚さは気に入っています。紳士になった気分。


そして、その71日後の4月3日。192頁が文字で埋め尽くされました。最初、192頁は厚すぎて、段差ができて筆記しにくいと思いましたが、薄い側に他のノートを敷くなど工夫して筆記環境を補正することで気にならない程度までなりました。

旧ノートと万年筆.jpg
 振り返ると、やはり、紙面は最高に上質で、節度ある滑らかさを有し、また線幅が太くインクフローが過度に潤沢な万年筆で書いても紙面の裏側に滲むことはありませんでした。さらに、ペン先0.2mmの万年筆で書いてもペン先が紙面に突き刺さることもなく、適度な滑らかささえ感じさせてくれました。


二箇月あまり、毎日3頁弱筆記し続けたのに、ソフトカバーながらしっかりした造りの表紙とビニールカバーのお陰もあってか、全くへたりも何もなく、シャキッとした状態は保たれたままです。


ノート新旧交代.jpg任として、買い置きの他社のノート(ショウワノート水平開き 福田利之シリーズ A罫 ヨコ罫 7mm 33B5 30 60頁)を使い始めましたが(良いノートなのですが)、ペン先0.2mmの極細の万年筆だとやや滑らかさに欠け、極太のペンだと裏側の滲みが心配です(極太はまだ試していませんが)。


次はまた、「紳士なノート」に戻りたいと思います。厚みは克服したので。


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