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舌の根の乾かぬ内に 或いは 二枚舌の♪ [妄言妄語]

 昨日、ペリカン スーベレーン M1000 を贖うために、つもり積み立てを始めました。

 今迄に購入した万年筆の価額総額を経過日数で除した額(つまり1日の平均購入額)を日々、計算上(机上空論)積み立てて行き、目標額に達したら
ペリカン スーベレーン M1000
 
を贖おうという我が儘論です。途中で他の万年筆でも購入しようものなら、その金額は積立額から減ぜられます。

 ただ、面白いのは、他の万年筆を購入して積立額から減ずると、積立額は減るように見えて、しかし並行して積算の基礎額(
1日当たりの平均購入額)は上がるので、そのまま単純に減るのではないということです。また、他の万年筆を全く買わないで日々経過すると、積立額は減らないように見えて、、積算の基礎額(1日当たりの平均購入額)は下っていくので、日数を重ねてもそのまま増えるのではないということです。

 この
SUCFM (Stupid Unnecessarily Complicated Fund Method)は、そのように、いろんなことを敢えて複雑に取り込んだ万能の計算方式です。結果責任は負いませんが、敢えて「Stupid」
という1語を入れることで、結果誤謬への免罪機能が付与されています。

 ま、計算方式の先進性は置いておいて、
ペリカン スーベレーン M1000 贖い計画を発動させた矢先に、ペリカン スーベレーン M1000より国産万年筆が優れているとの識見を多数目にしてしまいました。

 ここで、指摘されているのは、
1.Pilot CUSTOM845  49,498円(税・送料込みのAmazon価格)
   と、

2.Sailor KING PROFIT 52,000円(税・送料込みのAmazon価格)  です。


  キーワードは、「巨大ニブ」です。

 この2本、ネット上では誉め言葉しか見つかりません。
 おまけに、
ペリカン スーベレーン M1000の6割ほどのお値段です。車でも、結局はドイツ車は買わずに、国産車に惚れ込んで贖ったように、高機能万年筆もそうなるのでしょうか?
 

 安価なので、3年ほどで積み立てられそうです(SUCFM)
 Kin・845三年、M1000五年。

カスタム845.jpgキングプロフィット.jpg


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ペリカン スーベレーン M1000 緑縞 を贖えるか? [国際文化交流]

今から20年ほど昔、イタリア or ドイツのスポーツカーを贖うつもりで、不定期積立を始めました。そのうちに積立の目標(趣旨)を忘れてしまって、積立だけを延々と続けていました。あるとき、我に返り、あ、これは何のための積立だったっけ?と。つらつら考えるまでもなく、直ぐに思い出しました。

  通帳を確認すると、もう、イタリア or ドイツのスポーツカーを複数台贖えるくらいの額になっていました(勿論、中級グレードですが。)。  

 しかし、このときは、既に、日本の究極のMT&AWD車(シリアルナンバー付き)を手に入れており、2ペダルカーになってしまったイタリア or ドイツのスポーツカーへの興味は全く失せていました。

 ま、そこそこの金額になっていたので、ちょっとお金のかかる別方面のことに全額を有効に使わせていただきました。

 そして今、これに似たことを、またやろうと思っています。

 ここ2年あまり万年筆による筆記にすっかりハマってしまい、数多くの廉価万年筆を入手しているところですが、ここらで1本、しっかりした万年筆が欲しくなったのです。

 入手したいのは、イタリア or ドイツの万年筆。しかし、アウロラになると、バラエティに富み過ぎていて(多様性にも程がある!)、私には選べません。そこへいくと、ペリカンは割にヒエラルキーがはっきりしていて私にも選び易くなっています。

ペリカン スーベレーン M1000 緑縞.jpg ということで、ペリカン スーベレーン M1000 緑縞 EF(or F) を贖うことにしました。車と比べると400分の1
くらいのお値段ですが、私自身の収入も微生物学的に激減しているので、丁度よい達成目標となります。ここは焦らず気長に、50年くらいかけて積み立てようと思います。

 そして始めるからには、
M1000を贖うまでは、他に万年筆は一切入手しない覚悟です。

 しかし、この前のJINHAO 619 Macaron Color FEのように、味のある高品質の万年筆が送料込みで176円で売られていたりすると、これを買わずにおくことは相当厳しい試練になります。などと危惧はいだきつつも、ここはひとつチャレンジしたいと思います。

 ま、さっさと諦めることもあるかと思いますし、ウクライナへの支援第2弾に転用するかもしれません。大虐殺と完全壊滅からの復興支援です。


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驚愕のコスパ!中国からの配送料込みで176円の万年筆♪ [国際文化交流]

 Amazonに注文していたJINHAO 619 Macaron Color EFが届きました。

 これも中国からの配送。送料込みで176円です。

 何ということもなくAmazonのサイトを閲歩(aimless browsing)していたら、中国製の万年筆がコンバーター付きで200円未満で出品されているのを見つけたので、またしても興味本位、或いは面白半分で発注してしまったのです。コンバーター付き、送料込みで176円なのですから。JINHAO 619 03.jpg

 注文してから15日で到着しました。

 さっそく、湯洗もせず、その付属のコンバーターに、Sailorbottle InkBlue Blackを充填して
よしなしごと を書いてみました。

 さすれば、インクフローは適切、全く掠れもなく、滲みもなく、滑らか過ぎて暴れることもなく。という筆感は、この前入手したNEW Jinhao 992とよく似ています。

 線幅は、主観で、FとEFの間くらい。「とめ、はね、はらい」もできました。スーパーの100円万年筆とは一線を画します。というか、自分の主観ではSailorの「うちみず」かPilotの「カスタム74」か。


 この価格で驚くべき書き味、筆感です。こうなると、送料込み176円の内訳が気になります。送料がいくらで製品価格がいくらなのか?

 これはもう、天上天下想幻夢霊。と迄は申しませんが、中国の現代工匠の技が今まさにPelikan Souveran M1000 に並んだということを実感させる出来です。


JINHAO 619 01.jpg

 現代泉筆界の双璧。

 こうなると、送料込み176円の内訳が気になるところです。

 送料がいくらで製品価格がいくらなのか?



 中国の民力恐るべし。


  西洋の雄 Pelikan Souveran M1000 Green OR Black に対して、東洋の雄 JINHAO 619 Macaron Color EF。

 万年筆 ペリカン スーバラン M1000.jpg
 価格は、
JINHAO 619 よりも Pelikan Souveran M1000 のほうが幾分高めですが、中国よりドイツのほうが遠いのですから、これは致し方のないことです。


 念のため、このJINHAO 619 Macaron Color FE をAliExpress で調べて見ると、pink、blue、greenの3種展開で、価格が196円、送料が156円の合計352円でした。

 Amazonは、AliExressのちょうど半額で販売していることになります。


 これで儲かっている筈は無いので、たぶん、すぐに値上げされると思いますが、仮に176円が352円になったとしても、十分、買い、だと思います。 


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