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命の卒業ヽ(^▽^)ノ [暮らし]

3月も半ばとなり、卒業の季節です。

 福岡県筑紫野市の老舗温泉旅館「大丸別荘」の前社長さんが、温泉水の入れ替えと殺菌作業の不適切措置の問題で、広く社会から責任を追及、叱責され、これに応える形で自らの生命を終息処理されました。

 知らない人でも、まだ余命の長い若い方が無くなると悲しくも感じますが、自分と変わらない年齢の人が亡くなっても、ああ、先を越された、という思いは生じますが、特段の悲しみは感じなくなりました。一定の年齢を超えると、死は今日にでも訪れる、普通で日常の出来事なのです。

 さて、
これでこの問題の責任が全うされたのか、また、ご家族や社員には問題をさらに大きくして残しただけではないのか、ということはさておき、この方の生き方として、たぶん一貫性のある対応だったのかも知れないと推測するところであります。特に、思い悩んだり逡巡することもなく、潔く決断されたようにも思います。

 しかし、どのような経緯があったにしろ、やはり、生命を終える死というものは重いものだと思います。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

 人は病死することもあれば事故死もする。だいたいがこの二つですが、そのほかに、本件のような、本人の自由意思による自死というものもあります。

 そして、極稀れに、自然死というか、生物としての寿命を全うしての衰弱死というものがあります。これには、痛みも苦しみも無いのでしょうか?  

 私たちは、生き物ということで、何時かは、その何れかで生存を止めます。

 私としては(日本ではまだ制度化されてはいませんが)、意識があって体も動くうちに、私自身の意志により、政府の手によって、無痛の死を賜りたいと思っています。もちろん、有償で(一千万円くらい)。

 担当・執行される役人としてはあまり気持ちの良い仕事ではないかもしれませんが、本人のたっての希望に基づく作業ですから、実のところは、世のため人のためなのです。誇りを持って、しっかり明るく楽しく、あの世への旅立ちを執行して頂ければ幸いです。


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