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立命大教授、セクハラで諭旨解職と依願退職 [残念な結果]

諭旨解職となったのが50代の男性教授、懲戒処分を受ける前に自ら依願退職したのが60代の男性教授ということです。

セクシャルハラスメント、アカデミックハラスメント、パワーハラスメントということが社会的に、問題になって10年以上経っており、理解は十分深まっているはずなのですが、相変わらずと申しますか、被害は後を絶ちません。

セクシャルハラスメントとアカデミックハラスメント、パワーハラスメントは別のものではなく、複合することが多いようで、かつ、被害としてはわかりやすいようにも思われます。

加害者側は、事の深刻さがなかなか理解できていないケースも多いようです。

自分の権力、立場上の優位性を以って性的関係を成立させることは、古来当たり前のことでしたが、相手側の受け止め方にも時代とともに変化が生じてきた。

加害側に、性的魅力がなかったり、性的魅力がなくても、関係によるメリットが受け手に満足感を与えるものであれば関係は成立するが、そうでない場合は、普段の圧力を受けることが大きなストレスとなり、ハラスメントが成立します。

加害側に、自分の魅力の欠如、メリットの欠如の理解がなく、相手が死ぬほど嫌がっているという認識がなければ、自分の行為がハラスメントになっているということがなかなか理解できません(わかっていてやっていれば、そうとうなワルです。)。

言われているように、強引で非常識な行為であっても、相手がそれを受け入れる、或いは期待している場合は、恋愛成就の一態と捉えることができます。

加害側はそう考えていることが多いのでは?

公的な対処が開始されて始めて気が付く、と?

自分の魅力を過大評価している中高年が多すぎるように思います。

そして、相手の気持がわからない自己中心な人格。

権力がなくてもそんな人が多いのですが、相手に支配権のある人がそういうことだとかなり厄介です。 

 

こういうセクシャルハラスメントは、アカデミックハラスメントとして発覚する件数が非常に多く、パワーハラスメントとして世に出ることは少ないようですが、実態としてパワハラ&セクハラの組み合わせが少ないわけではないように思います。

職場関係においては、学問の場より訴え出にくいということもありましょうし、被害側が諦めて受け入れるケースも多いのかと思います。

以前、総務(人事労務)担当課長だった頃、私も担当職として相談を受けたことがありますが、それは被害者当人からではなく、被害者の同僚(友人)数人からでした。

対処も、小さな職場では難しいものがあり、被害者からの訴えがない段階であれば、基本的には、加害者が自ら自分の非に気付き、謝罪し対応を改め、よりよい職場環境を築くように誘導します。

担当職の労苦は大変なものです。

一気に公に出して処分(解雇)に持っていくことはできず、調査委員会を立ち上げて徹底的な調査をしなくてはいけませんし、仮にそれができても、最終的対処しか出来なかったということで、担当職は厳しい評価を受けることになります。

 

世の管理職や権力者の方は、異性である部下、被支配者に接する時は心していただきたいと思います。

私なども、権力は全くなく、責任を負うだけの管理職ですが、相当の注意を払っております。

多くは書きませんが、業務上ではないような個人的会話はしない(自分のことを話さない。相手のことを訊かない。)。

難しいしいことですが、必要以上に優しい言葉をかけない。

以前、つらそうにしている職員から個室で話を聞いた際、ほっとしたのか泣き出されてしまって往生したことがあります。

溜まった感情を解き放してやること、問題を聴き取り解決に導くことは必要で大切なことだけど、感極まってしまわれるのは考えもので、私がいじめたみたいに見えます(汗)。それもよくない。

 

注意点、それから

必要以上に接近しない(1m以上の距離は置く。)。書類の説明を受ける等、近づく必要がある時は、必ずデスクを介して行う。

あまり体を直視しない。

顔も、あまり直視しない、特に一秒以上目を見つめるのは避ける。

後姿を追わない。遠くからでも見ない。

 

パワハラになるのも嫌だけど、痛くもない腹を探られるのも嫌です。

麻衣さんに似た、麻衣さん以上に魅力的な女性もいますが、それ以上は考えず(思わず、ではなく)無関心な心と態度を保っています。

全般にそういうことであって、宴会等催事、打ち上げの寸志は豪快を心がけ、出費は多いのですが、非常に影の薄い管理職として名を馳せておるところです☆ 

  

近年、年の差カップルが話題になったり、20代女性は40代男性に関心があるなどといった話題も多く、世の中高年男性には勘違いをする傾向もでてまいりました。

そういったことは稀に見るレアケースと心得、一般に中高年男性は、女性からは、不潔で、汚くて、臭くて、人間的にも尊敬に値しない、性的魅力も皆無な、無益有害爺ぃと見られている(事実でもありますが)ということを肝に銘じ、よく認識して行動することが何よりも肝要であります。

妄想と現実は、峻厳に区別いたしましょう。


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