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勇気ある路上のスイーパー♪ [交通安全・マナー]

スイーパーと言えば、日本リーグ時代であれば、東洋工業の小城得達選手であります。ア式蹴球(association football)ですね。

で、お散歩中によく遭遇する路上のスイーパーは、黒いカラスさんであります。

カラスさんは何処にでも沢山いらっしゃるが、けっこう路上で何かをついばんで御座る。

何をついばんでおられるかよくわからんこともありますが、よくわかることもある。 

 

交通量の多い2車線道路の路側帯側に20羽ほどのカラスさんが群れを成して何かを喰らっている。

車が通ると、みんなサッと舞上がられるので、そこをよく見ると、自動車に轢かれた(若しくは、撥ねられた)と思(おぼ)しき小動物の死骸があります。

普通は犬や猫が多いですが、これはちょっと違うような・・・。

鼬(イタチ)かな? 狸(タヌキ)かな? 栗鼠(リス)かな? 大土竜(おおもぐら)かな? 土鋸(ツチノコ)かな? 微天馬(ミニペガサス)かな? やはり狗(イヌ)かな?

路上は大変に危のお御座ります。

ときどき、鳥の死骸も見ます。

これは必ずしも路上にいて轢かれたものではなく、低空飛行して衝突したものが多いと考えられます。

道路は大変危険なので、ハイエナなどの陸上動物が路上の死骸に群がる姿を見ることはありません。

鳥類でも、ハゲタカを見ることはありません。

彼らは、臆病というか、慎重なのですね。

そこいくと、矢張り、勇気ある公道スイーパーはカラスさんです。

生命を賭して、交通量激しい路上に舞い降りる。

交通事故死した動物の死骸は、交通の妨げにならない限り、市の衛生局や、道路管理者(国道事務所、県や市の道路課)、警察はこれを放置します。手が回らないのです。

放置された死骸は、何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も、往来する膨大な数の大小の自動車に轢かれて踏まれて、ズタズタになってボロボロになって、やがてゴミと化して、やがて跡形も無くなります。

これは、風葬ならぬ道葬と呼ばれ、一つの葬り方かもしれませんが、私にはちょっと酷い葬送法に思えます。

それからすれば、カラスの鳥葬が、まだましかもしれません。

いや、地球のダイナミクス食物連鎖が全うに機能しているとさえ言えます。

決して無駄死にとならず、命を繋ぎます。

 

以前、構内でカラスが通行人を襲うという通報を受け、退社する社員の往来が増える夕刻の時間帯に、襲撃頻発地帯に立ちました。

すると、私が警戒している10mほどの近傍で、カラスが女学生を襲いました。

駆け寄った時は、女学生は路上に倒れ、カラスは既に飛翔していました。

幸い、ヘアスタイルが乱れたのと精神的ショックを受けたものの、外傷はありませんでした。

彼ら、頭、黒髪を狙って急降下しているようです。

付近を立ち入り禁止にして、彼らが潜む木々を点検すると、カラスの巣があって、雛がいました。

雛を護るために攻撃的になって、近くを通る人々を襲っていたようです。

決して致命的な一撃を加えるでもなく、毛髪を掠めるような攻撃。

けが人は、驚いて倒れた時に負傷しているのが大半。

これは、手練(てだれ)の部下がカラスの巣を、人のくることの無い場所に移して一件落着いたしました。

手管(てくだ)の部下によれば、鳥獣保護法により、私たちは、いくら攻撃されても身を守るだけで、決してカラスに手を出すことは出来ないらしいのです。

ハゲタカが襲ってきても、背中の青龍刀を抜いて応戦したら、両断せずとも手を出しただけで逮捕され、前科が付くらしいのです。

それは困る。

事の時は、法を犯してまでの全面戦争にならなくて、ホッといたしました。

まあ、なんとは言っても、カラスさんは、基本的に決して敵ではないと思っていますし。

 

お散歩中は、カラスさんを始め、カササギさんや雀さんなど、鳥さんたちと遭遇すると、心の中で、「おはようっ!」とか、「こんにちにはっ!」とかご挨拶しているのですよ。

声に出すと変質者と思われるので控えているのです。

ちなみに、白鷺(しらさぎ)は水辺にいて、なかなか路上では見(まみ)えません。

ちなみに、公魚(わかさぎ)は水中にいて、決して路上では見(まみ)えません。

ちなみに、鵲(かささぎ)にはよく見(まみ)えますが、なかなか愛らしい鳥です。

  

きょうのお散歩は、北ルートで、

36.5km、約1600Kcal也。

うむ。タイムは書けん・・・。

で、土日の合計は、75km、3300Kcal也。


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コメント 4

Siva

道路上に野生動物が車と衝突した遺体はよく見かける光景ですねぇ
たいがいは、すでに死んでるからいいようなものの、死にかけて動いてるような個体にもし遭遇すると、すごく難儀な状況になりそうですね・・かつて経験は無いですけど。
でも、野生動物がああして、道路上であっても、自由に自然に死んでる光景はちょっとうらやましくもあるんです。
人間の死に様なんて、病院でのたうち回って延命のチューブだらけになって実に無様だと思うんですよ。
葬式やら、火葬やら、とやたら手間が掛かりすぎてるよ人間は、と思うこの頃です^^;
by Siva (2010-11-24 10:45) 

oosumidream

◎Sivaさん♪
コメント、ありがとうございます。
まだ命がある状況、私も経験はありませんが、確かに、どうしていいのやら・・・・。
亡骸に関しては、これも自然の淘汰と、できるだけ平静を保つようにしています。何も持ち帰りたくはない。
私も、お散歩中に死ねたら本望なのかな?
識別票を携行する必要はありますね。
by oosumidream (2010-11-26 05:28) 

わんこ

私のお気に入りのブログです☆これからも楽しみにしていますね!(^ー^)b

by わんこ (2011-02-14 19:12) 

oosumidream

◎わんこさん♪
嬉しいコメントをいただきまして、ありがとうございますm(_ _)m
あまりまともではないブログですが、いっそう精進努力いたしますので(?)、これからもよろしくお願いします☆
by oosumidream (2011-02-14 22:51) 

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