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交通戦争 [残念な結果]

数年来、自動車による殺傷事件が増加する傾向にあるようです。

交通「事故」は減少傾向にあるが、交通用具殺傷事件は明らかに増えている。

私怨による目的殺人であるならば、被害者にも多少なりとも縁の故無しとしない面がありますが、昨今のような無差別殺人事件となると、理不尽・不条理の昇暴。

行政も司法も、この残忍な凶悪犯罪に追従、対応が全くできていません。 

  

自動車は、便利な道具、文明の利器ではありますが、極めて強力な大量殺人凶器でもあります。

利便性と危険性の諸刃の剣という点で、今話題の原子力発電に似た点もありますが、被害者の量において格段の違いがあるとともに、世の関心は個別の殺人にしかなく、交通行政の在り方には全く議論が湧きません。

私は、自動車の所有・運行は、運転とは別に免許制にしてはどうかと思います。

そして、所有・運行は、原則的に、公務緊急車両のほかは、業務上(荷物・人員の運送)に限る。

業務外で所有・運行できるのは、身体的にハンディキャップのある人のサポート、幼児・老人の送迎が常時必要な場合に限る。

通常の通勤は、輸送機関(軌道車、バス、フェリー等、稀にタクシー)、自転車、徒歩、水泳ということになります。

少子化により、計算上50年後には日本人はいなくなりますが、これだけ子どもの無差別殺人が続くと、30年後に滅亡しそうな予感さえします。

本日の朝の関口さんのテレビ番組で、コメンテイターの初老の女性が、通学方法を集団通学から個別分散通学に変えるべきだとコメントされていましたが、この、問題の矮小化にとてつもない危機感を感じました。

まったく事の本質がお分かりになっていない。

  

 

この種の犯罪を現状のような対応のまま放置しておくと、いかな日本でも応報主義が鎌首をもたげて来る可能性があります。

大切な奥様とお子様を亡くされたご遺族が、犯人を殺害したいと思ったとしてもそれを批判することは私にはできません。

また、それが人間として自然な感情であることを否定できるものでもありません。

私は、およそふた昔ほど以前に、父を交通事件で亡くしました。父が自転車通勤中の惨事です。

状況的に100%暴走車(無免許10代男性)が悪かったのですが、加害者に有利な情報を引き出すべく、父の日常等について執拗な事情聴取を受けました

挙句に、加害者への寛大な処置を求める嘆願書を書かされそうになりました。私は、法律上可能な最大の厳罰を望みますと答え、嘆願書作成を拒否しました。

当時の交通警察は、被害者遺族の心情などなんとも思っていないという証左です。

この前の不祥事では、署長さんが土下座して謝罪されていたので、上層部の意識は少しは変わってきたのでしょうか?

  

 

さて、歩行者も、現状を厳しく認識し、正しい対応をしていないと、簡単に命を落としてしまいます。

歩行者は、自動車運転者のように攻撃の具は持ちませんので、専守防衛となります。

通り魔の凶行に加え、自動車の凶行にも意識を怠らず、安全安心なウォーキングを楽しみましょう♪

  

さてさて、今日も雨。

いや、朝の内は陽射しがあったのですが、出発して30分くらいで霧雨、そして小雨、本降り、ついには大降り、豪雨と変貌してしまいました。

今日は南に向かいました。豊見城あたりです。

あしびな付近では雷に襲われたかと思いましたが、空港が近いことがあって、飛行機の轟音の聞き違いでした。

風邪は治らないが、すっかり雨中生活にも慣れ、豪雨の中でも平気で座って給水・給食するようになりました。

進歩ですね♪

4月29日 雨中お散歩 28.06km 1978.4kcal


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