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平成24年度NHK新人演芸大賞 落語部門 [テレビ]

平成24年度NHK新人演芸大賞 落語部門を観ています。

春風亭ぴっかり「反対俥」、桂二乗「癪の合薬」、桂宮治「元犬」、春風亭昇吉「たがや」、春風亭喬若「長短」の五エントリーですが、皆さん素晴らしい出来でした。

春風亭ぴっかりさんは、女流ですが、激しい動きのパワフルな落語で、とっても新境地。よく見ると可愛いのが意外です(笑)。

桂二乗さんは、京住いの噺家さんで、おっとりふうにしゃべりつつ、巧みな喋りと動作、醸す雰囲気で情景が彷彿とする可笑しみ。品のいい話しっぷりなのに、笑える♪ 素晴らしいと思いました。

桂宮治さんは、恰幅のよい36歳の噺家さんで、謙虚さ(笑顔)の中にも風格を感じる(体型?)話しぶり。一番笑えましたが、古典落語風の〆にも感服。

春風亭昇吉さんと、春風亭喬若さんもよかったと思いますが、私の感性とは合わない感じで、あまり面白いとは思いませんでした。真打さんの落語っぽく大人びて、笑うこともなかったようです。

私が大賞を選ぶなら、うーむ、桂二乗、いや、桂宮治?

うん、僅差で桂宮治さん。

と打ったところで、発表がありましたが(実は5秒ほど待ちましたが)、奇しくもNHK審査員さんが選ばれたのも、桂宮治さんでした。

妙なことに、私の評価と識者の評価が一致してしまったようです。

私は、次点は僅差で、桂二乗さんなのですが、NHK審査員さんの次点はどなただったのでしょうか?


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