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石巌當などなど♪ [暮らし]

今朝の「遠くへ行きたい」は、「シーサーと長寿おばぁ」というタイトルで、 室井 滋さんがご自宅のシーサーの製作者を訪ねるなどの、沖縄篇♪

それでちょっと懐かしく、沖縄などを想ってしまいました。



沖縄で散歩していると、よく見かけるのはシーサーですが、必ずしも、門(の横だったり、門柱の上だったり)、門扉、玄関に一対で居るとは限らず、一階と二階の間の奥行きの狭い出屋根などにちょこんと居たりもします。

それと、目立ち度は低いのですが、注意してみると「石巌當」という文字の彫物標示も沢山見ることができます。

表札のような作りですが、塀や壁のちょっとばかり低い位置に設けられています。

道に迷った時などによく見つけます(というより、そういう時に視認することが多いということですが)。

つまり、分岐点にある。

と思っていたのですが、全ての分岐点にあるわけではないことにも気づきました。

沖縄独自の魔除けかとも思いましたが、鹿児島にもあるようです。

極めて僅かながら、電子網で検索すると本州にもあるようです。

海外にもあるようです。

考え方としては、風水とか氣にも通じるものがありますね。

私は、流行には馴染まない性質(たち)ですが、風習(迷信ではなく、伝統・風習です。)は気持ちの上で素直に受け容れてしまうほうです。

実家には、座敷の仏壇とともに、居間の高所(その部分が1.5mほど天井が中二階ふうに高く穿たれていました。

普通に想像される神棚はシングルだと思いますが、造り付のこの神棚は、横長に複数お祀りされているのです。

氏神様ですね。

私の実家だけではなく、多くの民家がそうではなかったかと思います。

私の実家を含め、改修、改築、新築などに伴い、筑後ではそういった風習や造りは、あっという間になくなってしまいました(新築でも、少しは残っているかもしれませんが)。

私の実家だけでなく、全ての家がそのように変貌しています。

 

沖縄は、少なくとも外目には古来の風習が護られているように思えますが、どうでしょうか?

ちなみに、社宅には、二つの神様のお札をお祀りしています。

社宅で造作に手を入れることはできないので、お供え物を置ける造りではなく、壁に張ったり、立てかけたりと誠に申し訳のない限りですが、出勤前の二礼二拍一礼は欠かしません(ほぼ)。


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