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入院生活、外来診療♪ [暮らし]

先週、12月4日(水)は退院後、最初の外来診療でした。 

今回の難病発症までは、循環器内科(肺血栓・深部静脈血栓塞栓症)と神経内科(脳梗塞)と連携しながら消化器内科(自己免疫系難病A)の外来診療を受けてきましたが、この日からは、循環器内科と神経内科と消化器内科と連携しながら血液・腫瘍内科(自己免疫系難病B)での外来診療を受診することになりました。 

これに伴い(外来診療日に合わせて)、職場では週休日をこれまでの木曜日から水曜日に変更してもらいました。 採血から結果が出て輸血開始し完了までの所要時間が5時間乃至6時間かかるので、院外薬局での処方薬受け取りまで考えると一日が必要となるためです。週休にはなりましたが、職場が至近(当科外来と同フロア、徒歩1分ほど)のため、検査・診療・処置等の間の待ち時間を利用して職場で仕事をします。そうしないと仕事が追いつかないためです。 

さて、この日は輸血がなかったため、だいぶん仕事をすることができました。
そして、行きつけの院外処方薬局が閉まる前に薬局を訪れました。
そうすると、待合席から私に呼びかける声が。
声の主をよく見ると、先週まで同室に入院していた患者さんです。私も彼も常時マスク装着ですが、入院中も互いにマスク姿しか見ていないので、退院後もマスクしていてもすぐわかります(逆に言えば、マスクしてないとわかりにくいかも知れません。)。
彼は嬉野からの通院だそうで、自宅を朝6時過ぎに出て来院し、採血、抗がん剤による外来化学療法(点滴)の診療を、今日から受けているのです。 

因みに、5週間強の入院期間中の同室者は、私ともう一人以外は全てがん患者さんでした。ただし、末期のターミナル患者さんではなく、回復を目指す患者さんで、病室にはそれほど暗い雰囲気はありませんでした。
なによりこの病棟は、若くて明るくて可愛くて元気いっぱいの看護師さんが多く、私たち高齢の重病患者も明るく楽しい気持ちになります。
言ってみれば、娑婆にいる時より数十倍華やかで楽しい(!)。 

話を戻して、嬉野の彼は、処方にも時間がかかり、自宅に帰りつくのは夜の8時くらいになりそうとのこと。彼も有職者。なかなか大変なことです。

ところで、「病院」は英語では"hospital"。
"hospital"の派生語(?)"hospitality"は、株式会社エルワイエルのサイトによれば、
『「ホスピタリティ」とは、「思いやり」「心のこもった手厚いおもてなし」「歓待」といった意味があります。サービス業や医療・福祉現場においてよく使われる言葉であり、ただサービスしたり仕事をするのではなく、相手に心を込めて尽くすことを指します。』ということになるそうです。

入院中の当該病院の医療者には(医師も看護師もコメディカルも)、存分に「ホスピタリティ」を発揮していただきました。
そういう意味で、施設は、まさに「ホスピタル」であったと思います。
で、日本語の「病院」にはちょっと違和感を感じるのですが、「病棟」となると、英語では"Ward"らしいので、ま、しょうがないか。
入院患者としての実感は、「病院」は「医療館」、「病棟」は「入院診療棟」というのがふさわしいですね。


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