SSブログ

久々のエンジンオイル交換☆ [インプレッサ]

 1年と1カ月ぶりにエンジンオイルを交換しました。もちろんDIY ではなく、自動車用品店でお店の人にやってもらいました。

 思えば、魂すぺⅠ(STi version0)は、自動車用品店で、思い付きでいろんなオイルを入れていました。魂すぺⅡ(specC type RA-R)に買い換えてからは、当初はSWRT OIL 15W-50 STIや同趣種同効STIパフォーマンスオイル5W-40など、高性能・高価品を入れていましたが、その後の中弛みで、無自覚・無検討にスバルさんの標準オイル(スバル車汎用品:無料)を入れていました。

 2年間点検パックを有償契約しているので6箇月点検代、12箇月点検代、1年に1回のエンジンオイル交換代は無料なのですが、今回の車検時の点検整備ではオイル交換はあと1年間は不要と評価され交換されませんでした。前回交換が2020年の11月だったので、走行距離は3000kmながら1年間で経年劣化が進んでいないか内心不安はありましたが、ディラーさんのご意見は尊重するのが私のポリシーなので、黙っていました。

 しかし、車検からひと月が経過してから、つらつら考えるに、いくらスバルの標準オイル(5W-30)が優秀でも、2年間無交換はちょっと危ないのではないか、当方は、同じ320ps/6400rpm44.0kgm/4400rpm と凡百な性能ながら、細かくはECUの特性(過給圧、空燃比、点火時期、speed limiter(エンジンの運転最高速度を制限制御する装置)等の制御定数)の変更が加えられている特別改造車なのです。カタログに載って量販されている軽自動車より、少しは気を遣ってやりたいと思うのです。

 ということで、ディーラーさんではなく、街の自動車用品店で交換してもらうことにしました。SWRT OIL 15W-50 や、STI STI Performance oile 5W-40と比べると半額以下で、いろんな面白そうな良さそうなオイルが沢山ありました。

 行ったお店で特に薦められたのはZERO SP エステライズTS 4.5L 5W-40(スバル水平対向エンジンのターボ車用に開発した、新規格API SP GRADEエンジンオイル。)とZERO SP エステライズRS 4.5L 5W-55(スバル水平対向エンジンのハイパワーターボ車専用に開発した、API SN PLUS GRADELSPI対応エンジンオイル。)でした。 
   こちらは ↓ メーカー惹起文。
ZERO SP エステライズ エンジンオイル Esterize Engine Oil
水平対向エンジン専用オイル。こだわりの粘弾性100%化学合成油をベースオイルとし、さらなる耐久性を求め、「ホワイトエステル」と「有機モリブデン」を適正配合。「ホワイトエステル」は、オイルに馴染みやすい非極性基と金属に吸着しやすい極性基からなり、エンジン内部において回転域に関わらず金属とオイルの間に入り込み、クッションの役目を果たす。これにより、金属同士の接触を抑制、表面を保護し、摩擦抵抗を減らす。また、「有機モリブデン」は、摩擦低減効果が非常に高い油溶性の摩擦調整剤。潤滑性や摩耗軽減条件が厳しく、金属同士が接触しやすい条件下ほど、この特性を発揮する。高温時には粘度が低下し摩擦係数が上がるが、これを補う役目も果たす。粘弾性ベースオイルによる金属表面の保護効果とこの2つの化学物質による相乗効果により、低粘度オイルでは不利とされる高温時の粘度低下においても十分な潤滑性と摩擦軽減を確保し、スポーツ走行にまで耐えうる性能を持ち合わせる。スバル水平対向エンジンを知り尽くしたゼロスポーツが長年培ってきたオイル技術を元に出した答え。それがこの「エステライズ」である。
ZERO SP エステライズ説明01.jpgZERO SP エステライズ説明02.jpg


 よくわかりませんが、エステルが入っているらしい。

ZERO SPORTS とは、スバル車に特化して頑張ているメーカーさんだそうです。
ZERO SPORTS なら間違いがない、と店員さん
ZERO SP エステライズTS.jpgZERO SP エステライズRS.jpg
 


 


 


 


 


 


4.5ℓ缶で価格差は3,000円(9,800円と12,800円)。
単純に考えれば品質の良い方がいい、つまり、
「スバル水平対向エンジンのターボ車用」        と
「スバル水平対向エンジンの
ハイパワーターボ車専用」  だったら、
この過激特改車の場合、後者が良い、という考え方もある。
 しかし、エンジンの使い方、回し方が問題です。この店員さんは、この車のことは十分承知の上、私の車の使い方を聴いて、最終的に
エステライズTSを選んでくれました。

 エンジンオイルの場合、粘度特性を最重要視する必要があります。今まで入れていた一般市販車用のオイルが5W-30。これを
5W-55にするというのは高温時保護性能が高いというか、私の運転には必要以上に粘り過ぎ(硬過ぎ)の感じが否めません。そこまで連続高回転・高負荷運転はしないのです。レースはしないのです(擬き、を含めて)。加速時に瞬時回すだけなのです。なんせ、インタークーラーウォータースプレーの噴射が必要なほどの運転はしないのですから。

 そういうわけで、5W-55も良いのですが、単純に、私の車の使い方であればRSはオーバークオリティ(宝の持ち腐れ)ということで、今回は一つ下のZERO SP エステライズTS 5W-40にしたものです(specC type RA-Rのエンジンに対して基本的に〇-55が硬過ぎるということはないようです。:末尾の文も参照)

ZERO SP Oile Filter II.jpg オイルフィルターも、同社のZERO SP オイルフィルターII \1900 に交換しました。specC typeRA-Rの改造報告書には「エンジンエレメントも同時に交換する場合のオイル量は、4.6
」とあったので4.5足りるかひやひやしましたが、4.5 で丁度一杯になったそうです(0.1足りない時は1リットル缶を追加購入する覚悟でした。)。

 因みに、これまで1年間頑張ったオイルですが、相当の汚れが見られたそうです。汚れているからと言ってオイルが劣化しているとは一概に言えませんが、少なくとも清浄能力は落ちていたのではないでしょうか。
追記1:言い換えると、清浄化機能を遺憾なく発揮した証です。
追記2:後日、点検整備記録に再度目を通しましたら、2021年6月11日の6箇月点検整備の際に、無料でエンジンオイル(無料SN 5W-30を交換している記述を発見しました。勝手かつ曖昧な記憶で、あたかもスバルさんを貶めるかのような、いい加減で無責任な記事を書いてしまったことを深く反省し、心からお詫びいたします。本当に済みませんでした。

交換時積算走行距離
44,685km
HKS SuperAirFiter .jpg あ、エアフィルターも同時に交換しました。
 HKSの SUPER AIR FILTERです

メーカー説明文:一般的なプリーツ構造のスポーツフィルターでは大きなゴミから細かい粒子まですべて表面で捕獲します。それにより空気の通路が狭まってしまい初期の通気抵抗は低くても目詰まりを起こすまでの期間が短くなってしまいます。HKSスーパーエアフィルターでは密度勾配型不織布を採用し、フィルターの目を徐々に細かくしていくことで大きなゴミから段階的に捕獲。空気の通路を確保することができ、結果としてロングライフ性能に優れているのです。

 たまたま、HKSの製品は値引きセール中で、ラッキーでした。4,290円(税込み)のところ、3,432円(〃)。
 なお、昔、自然吸気の車に乗っていた頃はキノコ型も試したことがあるのですが、今一つ芳しい印象は受けませんでした。純正品交換式が無難です。
 


 なお、「エンジントラブルには20W-50の一択」という記事があり、これは説得力があります。
 「エンジンから白煙が出る、オイル消費があるなど、エンジンの調子が悪い場合は、迷わず指定粘度ではなく、「20W-50」のエンジンオイルを使いましょう。粘度が気密性(圧縮保持)をカバーすることで、トルク(エンジンが回転する力)が大きくなり、アクセルをあまり踏まなくても坂道をグイグイ登るほどエンジンパワーの回復につながる場合があります。(20W-50などの)高粘度を使うと「エンジンが壊れる」という整備士の方がいらっしゃいますが、どのメーカーも壊れないことを検証し製造販売を行っております。モータースポーツなどでは高粘度(20W-50)を使うのは当たり前に行っていることです。壊れることはございませんのでご安心ください。」ということで、今後、エンジンが不調になった場合には考えたいと思います。
※ 
正しい粘度の選び方-How_to_choose_viscosity-  (https://www.engineoilya.com/knowledge/engineoil_point/how_to_choose_viscosity/)
から一部抜粋


コメント(0) 
共通テーマ:自動車

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。