ZERO SP エステライズオイル等交換後の所感♪ [インプレッサ]
エンジンオイルをZERO SP エステライズTS 4.5L 5W-40に、オイルフィルターをZERO SPオイルフィルターIIに、そしてエアフィルターをHKSのSUPER AIR FILTERに交換してから1週間が経ちました。
遵法運転に徹する私の場合、急加速もせず、制限速度を超えることも無く、信号の無い横断歩道では後続車から煽られない程度に減速・徐行し、信号のある交差点等では歩行者用信号の点滅から自動車用信号の黄色点灯を予測して減速、黄色信号停止を絶対厳守した運転を励行していることから、性能向上を明確に体感する機会は少ないと言えなくもないのです。
余談ですが、信号の無い横断歩道で横に死角がある(=歩行者がいても見え難い)箇所では踏切と同じように一旦停止して歩行者の有無を確認します。後続車は迷惑でしょうが、人を撥ねるのは嫌だし、歩行者優先は完徹したい。
しかし乍ら、このような腰抜け運転をしていても猶、スロットル応答性のさらなる瞬時化(キビキビ)と中低速(回転)でのトルクの向上(力強さ、しっかり感)を、何となくではなく、明確かつ断定的に感じる6日間でした。
このあたりは、オイル粘度が上がり(5W-30 → 5W-40)、ピストンとシリンダーの気密性(圧縮保持)が上がったためでしょうか。
そのような日々の中、昨日、タイヤの3,000km点検を受けるためにタイヤ館に向かう途中、ある交差点で右折した後、あまりにも前方が空き過ぎていたため、ついスロットルを開けてしまったら、間髪を入れぬ爆発的な急加速で肝を潰しました。
決して今迄の加速が平均的ファミリーカーとして特にダルいということではなかったのですが(320ps/6400rpm、44.0kgm/4400rpm、1,370kgですから、凡庸ながらもそこそこなのです。)、この時の力強く急速な回転の上がり方は戦慄を覚えるほどのものでした。ビックリしました。
これはどうでしょう、オイル粘度が上がった(5W-30 → 5W-40)ためではないと思います。これは矢張り、HKSの純正品交換型の直方体SUPER AIR FILTERの高効率空気浄化透過の賜物でしょう。
こうなると、少し、今後の魂すぺⅡ(SUBARU IMPREZA WRX STi specC typeRA-R)への手の入れ方を考え直さないといけません。それは、ダイレクトフローシステム(ZERO GD/GG・BH/BE ダイレクトフローシステムZERO GD/GG(A-G)・BH/BE(D) 希望小売価格 : 148,500円、割引価格 : 118,800円(税込))の取り付け(ECU書き換えとダイレクトフローの取り付け)です。
オイル交換を機にZERO/SPORTSさんの製品にどんなものがあるか調べ、ダイレクトフローシステムZEROの存在を知り、値は張るものの、面白そうだと思いました。
年が明けたら早いうちに、折を見て地元のスバルディーラーさんに相談し、できたら春先にでもこれを取り付けるということはできないかな、などとも思っていたのです。
しかし、オイルとオイルフィルターとエアフィルターをちょっと交換しただけでこの不甲斐ない有様です。既に車を全く御し切れていない。
これに、ダイレクトフローシステム ZERO(ついでに点火プラグ:HKS スーパーファイヤーレーシングプラグ M35iLまたはNGK IRIDIUM MAX:同じ物 ※1)と来ると、自分の命、他人の命が危なくなる。
私の絶対的遵法精神さえ、悪魔の魅惑の前に蹂躙されてしまうやも知れません。暫くは、性能アップに関しては現状維持で(自分の運転資質の動向を見極めながら)行きたいと思います。
その代わりといっては何ですが、現在損保の任意保険特約で付けている損保直結のドラレコ(前方カメラのみ)を普通の契約に戻し(つまり損保のドラレコを取り外し)、新たに市販品の3カメラドラレコ(前方、後方、室内・側方)を装着しようかなと思い始めました。
これは10万円以内で取り付けられそうです(相変わらずカーナビはありませんが、私の明晰頭脳には3Dマップがインストールされているので、補助機器は要らないのです。)。
最後に、またまた余談になってしまいますが、ECUの書き換えは過去にもやったことがあります。過去の記事でも触れたことがありますが、昔々、魂すぺⅠ(SUBARU IMPREZA WRX STi ver.0)に乗り始めて1年経った頃のこと、勤務先の当直明けで休日朝に帰宅し、マンションの駐車場に車を停めて自宅で朝食を摂り、所要のため1時間後に駐車場にもどったら、魂すぺⅠが、自分の駐車スペースから車体の3分の1ほどが50cmほど低い場所に押し出されている状態を目撃しました。
駐車場区画の中にあるフランチャイズ弁当屋さんのエリア本社の営業の人が、申し訳なさそうな顔をして、車の横で、損壊車のドライバーが来るのを待っていました。方向転換のためバックした際に、私の車の前部に衝突したとのこと。
これで、魂すぺⅠは前部全壊、燃料タンク変形(燃料タンクがひっかって転落を免れた。)等々。スバルさんによると、修理にはひと月かかるということでした。勿論、全額相手側負担。管理地の自車駐車位置に停めていた車をやられたのですから、10:0は当然です。
このとき、スバルの若いメカニックさんから、車を修理中の一箇月間でECUをチューニングしませんか、と持ちかけられました。ECUだけを取り外して関東の業者さんに送れば、一カ月以内に中味を分析し、最適に書き換えたうえで返送してくれるというのです。若い私は一もにも無くこの話に飛びつきました。因みにこれは、スバルさんが会社としてやっていることではなく、個人的に好きで、無償で仲介だけをやっているということでした。
車体の修理が終わるころにECUも返送されて組付け完了。そのスバルメカニックさんが職場まで納車してくれました。チューナー側で試運転して、時速280km/h超は確認済みとのことでした。気になるお値段は、新規のデータ取り報酬との差し引きで、書き換え料は5~6万円と割安でした。
そういう経緯もあって、ECUの書き換えには前向きの私ではあるのです。
※1 NGKプレミアムRXプラグは、残念ながらGH-GDBの適応品が無い。
コメント 0