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AliExpress裁定の良き帰趨♪Good Job! [国際文化交流]

 9月初旬にAliExpressに発注した万年筆が配達期限の10月初旬に到着せず、トラッキングサイト(ChinaSmart Logistics Network)で在り処を調べたら、近くの配達局までは届いたものの、しかし、宛名印刷が薄くて読み取れず、大阪国際郵便局に戻されたということがわかりました。すぐにその地元郵便局に電話をして、書留番号などを知らせたうえで、私宛に配達するように連絡しました。そしたら、約30分後、その地元郵便局の郵便課長さんから、僅かの差で大阪国際郵便局から中国あてに返送されてしまっており、もう取り戻せない、との連絡とお詫びの電話がありました。

 返送してしまったものは仕方がありません。しかし、判読不能と言いつつ、中国から、日本の九州の片田舎までは届いていたわけです。そこまでは判読されていて、この郵便局に届いてから、後の届け先だけが全く読めなかったのか?そんなことはあるのか?郵便課長さんに、郵便物の宛名印刷がどんな状態だったのか、参考のために写真を見せてもらいたい、と言ったら、写真は撮っていないと言われました。今どき、証拠も残さず返送処理されたのには内心驚愕しましたが、平静を装い、穏便に泣き寝入りを実行しました。担当課長さんも、部下と顧客の板挟みでは大変でしょうから。

 まあ、こちらではこういうことがありましたが、中国の送り主にも、返送品にはっきりした宛名を印刷して再送するよう直接働きかけましたが、菅前首相のように、すれ違いの返事ばかりが返ってきます。11月21日迄の紛争待期期間終了とともに、AliExpressに紛争開始を申し入れたわけです。

 そこからまた、売主と買主(私)の提案・交渉期間が設けられ、当然解決にはいたらず、AliExpressの介入・調停・裁定となったものです。

 結局、AliExpressの裁定は、

 AliExpressは、次のソリューションを提供することができます: 全額払い戻し .通常、支払いは320営業日以内にクレジットカードに戻る予定です。取扱い銀行の入金通知書をしばらくお待ち下さい。今後このような不快な経験を避けるために、AliExpressチームは売り手にサービスの改善を促し、いつものようにあなたの利益を保護します。幸せな人生を願っています

というもので、それから3日後の昨日(12月3日)の朝、カード会社から〇〇〇〇円の入金通知(メール)が届きました。

 欲しい万年筆が入手できず、心残りもありますが、売り手にはいろんな業者があり、根っからの悪人ではないが、ボーっとしているとやられてしまうこと。半面、キッチリと対応すれば、相手も逃げたりはしないで、対応することがわかりましたし、なかなか面倒ではありましたが、AliExpressは筋の通った対応をしてくれ、売り手(出品業者)もAliExpressの指示には素直かつ迅速に従うということもわかりました。

 或る意味、僅か壱仟数佰圓で(結果的に全額戻ってきましたが)、弐箇月間も愉しみ乍ら勉強することができたこと、AliExpressは可成り信頼できる通販サイトであることが判ったことなど、収穫は大きかったと思います。

 幸せな人生を願っています、なんて、この独居孤老は、生涯一度も言われたことがありません。

 それから、一旦は私宛に発送しながら、宛名不明(私の配達管轄の郵便局員には判読できなかった)で戻ってきた商品を、宛名を書き直して再発送することの無かった売り手にも、もはや何の存念もありません。今は、ノーサイドの気持ちです。

 今も疑念が残るのは、遥々中国から海を越えて(China Post Registered Air Mailですが)やっと大阪に到着し、税関で2日過ごした後、関門海峡を越えて九州の片田舎まで辿り着いた郵便物が、私の近所(800m以近)の郵便局で、あと数文字が読めず宛先不明になってしまう怪異のことです。ここまでの数十文字は読み取れて、ここから先の数文字が読み取れなかった。普段の配達で読みなれているであろう近所の地名なのに。

 書留便なのに、宛名が読み取れないという証拠(
evidense)を何も残さず、さっさと返送してしまう不可解さ。こういう場合、普通は証拠写真くらい残すと思います(大学入学前、国家公務員として郵便局に内勤した経験からも)。こちらのほうが余程気になります。

Jinhao650 01.jpgJinhao650 00.jpgJinhao650 02.jpg←買いたかったのはこれ。

Jinhao650 GRAND EVEREST        重量:65g

また注文するかもしれません。


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