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M2とM4を考える・・・ [インプレッサ]

M2 Competition M4M4 Competition)は、エンジン型式が、S55B30B S55B30Aで、味付けは違うが、2,979CC直列6気筒DOHCの同じエンジンです。

その味付けの違いはというと。

M2 Comp.が、MP.410ps/6,250rpmの、MT.56.1kgm/2,3505,230rpm

M4 Comp.が、MP.450ps/7,000rpmの、MT.56.1kgm/2,3505,500rpm ということ。

それで、0-100km/h加速は、M2 Comp.4.4秒で、M4 Comp.4.0秒。

重量は、M2 Comp.1,610kgで、M4 Comp.1,610kg

つまり、エンジン特性の違いは、
M2 Comp.6,250rpm410psMaxPowerに達してしまうのに、M4 Comp.はもうちょっと上の、7,000rpmまで回ってMaxPower40ps多い450psに達するわけです。

ちなみに、Max.TorqueM2 Comp.56.1kgm/2,3505,230rpm
             
M4 Comp.56.1kgm/2,3505,500rpm

つまり、最大値は同じだが、M4はより高い回転までそれを維持する。

これは、上の方までこの傾向があって、Max.Powerの差異につながっているのですが、このエンジン特性でもって、0-100km/h加速は、M2 Comp.4.4秒で、M4 Comp.4.0秒というのがちょっと不思議な感じがします。

違和感を一言で言えば、「同じメーカーの似たコンセプトの、車重が同じ車で、この程度のエンジン特性の違いで、この加速秒差はおかしいのではないか?」ということ。
自分の頭の中では、M2 Comp.M4 Comp.
差別化、プレステージの顕示のような気がします。

ということで。M4 を買わないでM2 Competitionを買うことの正当化を図る(負け惜しみ)わけであります。

お値段は、898万円と1213万円。300万円違うわけです。

後記:カタログで確認しましたが、ギア比も、最終減速比、1速~6速~後退 まで、M4とM2は全く一緒でした。 

m201.JPGm0401.JPG

 M2 Competition 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 M4 Competition 

 

 

 

 

 ちょっと気になるのは、本来左ハンドルの外国車は右がワイパー、左がウィンカー。

よって、MT車の場合、左手が忙しい、ということです。

左足は右足よりも、筋力は要る。踏み込みの瞬発力と繋ぎの緩力の両方を要求され、労働量は大きいわけです。でも、ビシバシと左足がダブルクラッチをやっている時に、右足は踵でアクセル爪先でブレーキをコントローするという妙技を披露するのですね。
つまり、左足だけが頑張っているというわけでもない。

それに対して、左手は右手よりも断然忙しくなるのです、右ハンドルのMT車の場合。いや、忙しい、労働量が多い、それだけだったら別にいいのです。日常生活では圧倒的に右手が頑張っているので、運転中くらい左手が頑張ったっていい。ただ、シフトチェンジと方向指示器操作が重なった時、どうするのか、ということがあります。時間差をおいて最適時操作を逃すのか?

とここまで書いて、ふと気付く。右ハンドルの国産車でも、左手のシフト操作と右手の方向指示器操作は同時にやっていない。そんなことしたら、(完全に、ではないが、)手放し運転になります。
そうですね、左手のシフト操作と右手の方向指示器操作は同時にやっていない。
そう考えると、左手が多少忙しくはなるが、最適時操作という点では問題なないようです。

つまり、本来は左ハンドルであるが、「車は左走行国」用に右ハンドルに改造されたMT車を買っても、まあ大きな問題はない、ということになります。よかった。


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