TBSドラマ「ATARU」 [テレビ]
最近、日曜日のテレビに面白いものが無くなったと嘆く私。
そんな中、TBSドラマ「ATARU」は、欠かさず観ています。
楽しみにして、観ています。
かなりの設定で、下手すると変なドラマになっていたかもしれませんが、見事に、可笑しく、興味深く、楽しく、悲しく、奇妙な味を、いい味を出しています。
結果論かもしれませんが、配役も演出もいいですね。
エピソードのディテールもうまいですね。
警察内のパワハラのくだりは、職種こそ違え、身につまされるものがあります。
誠実でナイーブであれば生きていけない世界があります。
「If I wasn'thard,I wouldn't be alive.If I couldn't ever be gentle,I wouldn't deserve to be alive.」ではありませんが、なかなか両立しがたく。
私など、職場では優しさを装っていますが、それは部下が明るく元気に=きちんと機能する職場環境を保持するため。
(ただ、全ての部下に愛情を持っていることは確かですが)
そして、強さを装っていますが、それは部下が不安なく仕事ができる職場環境を維持するためで、内面ぼろぼろで、強がっているだけ。
(ただ、全ての障敵の楯となる覚悟は持っていますが)
いつ壊れることか。
壊れることを自覚したら、その前に辞める覚悟です。
それから、このドラマ、主演の中井正広さんの演技力が光ります。役者としては素晴らしいのですね。
明日は早朝会議で4時起きなので、早く寝なくては・・・・。
芸能人のオリムピツク・・・ [鍛錬]
今しがた、漫才コンビ「南海キャンディーズ」のしずちゃんの倫敦五輪出場を賭けた闘いの一部を、「さんまのからくりTV」で観させていただきました。
本格的な試合ですね。
一般人の鍛錬強化レベルは遥かに超えていて、競技人口云々と関係なく、彼女は文句なしの日本最強の選手と思えました。
アジア最強でないと出場できないとは、これはまた苛酷と言うか、熾烈と言うか、厳しい種目です。
五輪大陸別推薦枠があったそうですが(当然と言えば当然)、日本(アマチュアボクシング連盟? or 日本オリンピック委員会?)はその申請をしなかったということで。
たしかに、業界筋からすれば、過去から地道に競技をやっていた人を差し置いて、ここ数年、オリンピックに的を絞って鍛錬しただけの芸能人を全力で支援することは難しい。
具志堅用高さんの指摘によれば、サウスポー対策が不十分であったことも敗因の大きな要因かと。
万全のサポート体制があったならば、と、「たられば」ながら、惜しい、悔しい気もします。
一方、日本ではなくカンボジア代表として、マラソンで倫敦五輪出場を目指していた寸劇漫談の猫ひろしさんは、カンボジア国籍に関係する事情で、出場を逃されたようです。
一般人としては極めて秀逸な成績の猫さんですが、競技人口の多いマラソンでは、代表のレベルに達せず、競技レベルがそれほどではないカンボジアからの出場を目指されていたそうです。
なぜカンボジアなのかは、私はわかっていませんが、猫さんの努力には敬意を表するものの、しずちゃんの場合ほど気持ちが入ることはありません。
なんとなく、カンボジアを利用しているような後ろめたさを、日本人として私も感じてしまい、申し訳ない気持ちがしてしまいます。
サッカーでは、ネルソン吉村選手やラモス瑠偉選手のように、ブラジルを中心として日本に帰化し、日本サッカーの発展に寄与された方が沢山おられますが、日本人以上に日本人になりきっておられます。
猫さんは、Rio de Janeiro Olympicも、マラソンでカンボジアからの出場を目指されると聞きます。
願わくば、カンボジア人になりきって、しかし、日本も祖国として、マラソンを通じて両国の友好やマラソン競技の発展に寄与され、両国民の絶大な支持を受けながら五輪出場を果たされることを祈念いたします。
5月27日 普通のお散歩 27.89km 1941.0kcal