歩きの回復へ♪ [散歩]
既述のとおり、昨日は御用があったので、歩きのお散歩さえもいたしませんでした。
ただ、職場から講演会場まではちょっとした距離があって、坂もあるので、そこそこ歩いた勘定にはなります。
さて、きょうは、お天気は良かったのですが、久々の重い頭痛で午前中は動きが取れませんでした。
ま、脳血管障害のような痛みです、経験はありませんが。
脳梗塞なのか、脳出血なのか。
まるで逆のことのようですが、私の体内には深部静脈血栓が在るので、脳に飛べば詰まって脳血栓。
多量の抗血液凝固剤を服用しているので、出血しやすく止まりにくくなっており、脳で起これば脳出血。
ただ、クモ膜下出血ではないように思います。
勘です。
濃い珈琲(キリマン)を2杯淹れて飲んで、その途中では、缶珈琲(BOSS BLACK)も1杯飲んでいて、軽い腹筋をじわじわやって血行をよくして、首筋をほぐして、徐々に頭痛を緩和して、16時頃、軽いお散歩に出発。
さて、2週間振り、久々のジョグ(非歩き)なので、膝がちょっと不安。
案の定、というタイミングで、始めの下りで右膝内側が割れ始めました(という感覚)。
そこで、意識して、足と股関節・臀部に負荷をかけ、膝の負担を軽減させるとともに、ピッチを緩めました。
それで、なんとか耐えられるレベルの痛みに軽減。
出発前は5、6kmに留めるつもりだったのですが、ゆっくりだと意外に大丈夫なので、少し予定より長くなりました。
それでも、9月20日(日)13.09km と、極短(笑)
でも、このくらいの距離をきちんと走り、疲れを残さないことも大切です。
発病前は、毎日通勤で17km走り、土日には20km~30km走り、という暮らしでしたが、これは、高齢でかつ日々の仕事もあんまり楽ではない私にとっては、過重だったかも知れません。
いや、
そうでもなかったなぁ・・・。
やはり、発病後は、二つの疾患の病状と複数の治療薬の副作用もあって、衰弱しているのでしょうね。
これからは、身の丈にあったレベルで愉しみましょう♪
ピーコさんのご講演「片目を失って見えてきたもの」 頭髪のこと♪ [地域情報]
昨日、ファション評論家でシャンソン歌手の ピーコさん の講演を聴講してきました。
県と大学の共催の講演会ですので、入場料無料です。
会場は、10年前に 倉木麻衣 さんが ライブ(Mai Kuraki Live Tour 2005 LIKE A FUSE OF LOVE)を催行なさり、私も当時の居地 山口は宇部 から駆け付けた ブリックホール でございます。
あのライブからもう10年、感慨深いものがあります(宇部への帰り道は、寂しかった・・・。)。
今の私は、諸般の事情により心ならずも、先週のシンフォニックライブの参加が叶わず、また、10月28日のファンクラブイベント(バースデーライブ)の申し込みも「うっかり」間に合わず、でありました。
そのような状況ですが、今回、近所で ピーコさんの講演が行われたので、お散歩がてらに行ってまいりました。
会場に到着されて楽屋に向かわれる途中、と、楽屋から講演会場控室に向かわれるところに、偶然遭遇いたしました。
後で、御年70歳とお聞きしてビックリしましたが、近くで見ると、どう見ても50代にしか見えません(後で、会場で、座長の先生もそのようなご感想を表明されていました。)。
スタイルがいいというか、テレビで拝見するより、スリム、適度にほっそりされているのも意外でした。
いずれも、真剣なご表情をなされていたので、通り過ぎられるまで、黙して深々とお辞儀をしたままでおりました。
芸能人と言うより、文化人ですので、こういう対応が適切と思ったのです。一階席は予約席ですので、当日入場の私は2階席に行きました。
上から見ると、1階席は満席。
2階席は、3分の2強の入りですが、中途を空けたりされているので、座れる席で言うと、満席に近い状態でしたので、立ち見(聴)の方もいらっしゃいました。
1階席の座席数分だけで先着順で予約を締め切り、当日客は、これも先着順により1階の欠席座席、次いで2階席と言うことであったようです。
つまり2階席は全部当日客です。
講演内容は、基本的には全部が漏出禁止でありましょうが(県・大学)、ご本人が、「これは無しネ」とコメントされた部分のみがオフレコと理解 ♪
さて、その中で、ピーコさんが左目を摘出なさった後、大変落ち込まれたというお話。
一時は、死 すらも意識なさったとか。
その理由は、片目を無くしたことではなく、再発防止のため(と、当時は信じられ、現在はその効果はないと判明した)術後の抗がん剤治療(化学療法)による 脱毛 であったそうです。
私も、ガンではないが、今夏やっと指定を受けた特定疾患(指定難病)で、脱毛がありました。
最初は別疾患の対症薬ワーファリンの副作用と思っていましたが、その後の他の強烈な諸症状で瀕死となり、即入院、3週間後、三途の川の手前で病気の正体らしきものが見えてきて、峠を越えたというか、河原から引き返すことができましたが。
そう、脱毛は副作用ではなく、当症候群の主症状でありました。
入院前の期間は、髪が抜ける、抜ける。
まず、側頭部がスカスカになる。
そこから徐々に前頭部へ。
芸人の小杉さんのようになったわけです。
長いと余計に見苦しく思い、とうとう丸坊主にしたわけです。
大腸出血のほか、両手両足の爪も落ち、味も超絶的に変になり、これらは全て生活に重大な支障を来しますが、生活には何の支障も来さない脱毛は、精神的には同等の衝撃と落胆を生じます。
爪(形状が変ですが)とともに髪も生えた今でも、不安感は残り、髪はいまだ丸坊主です。
ピーコさんがその精神状態から復活されたきっかけは、毛髪が生え始めたことだそうです。
今はとてもふさふさとした見事な御髪をなさっておられます。
ピーコさんのお話し、全く身につまされるものがありました。
当然、これはご講演の主旨ではありませんので、念のため申し添えます。
さて、私事ですが、発症から入院中、ヒゲも生えず、髭剃りが不要でした。
ステロイド剤が奏功し、爪と髪が生え始め、大腸の出血が軽快するとともに、ヒゲも生えて、1週間に1回、2~3日に1回と髭剃りもやるようになったわけです。
以前は、手の甲などの体毛は余り好きではなかったのですが、この頃は、手の甲の毛が太く濃ゆく長くなるのが嬉しかった思いがあります。
そういうことで、新しい電気髭剃りが欲しいのですが、高いです。
4万8千円とは何事かっ!!!