SSブログ

人生劇場 [本源]

古賀先生、村田先生と書いて、ふと思ふ。

嗚呼、此れは「人生劇場」の組合せではありますまいか?

古賀先生が作曲を為さり、後には村田先生が熱唱されし、我が日本国の代表的魂唱歌也。

 

時世(とき)よ 時節は変ろとままよ

吉良の仁吉は 男じゃないか

おれも生きたや 仁吉のように

義理と人情の この世界

白秋先生と古賀先生は、郷里の先輩也。

村田先生は、節回しが性に合う。

 

やると思えば どこまでやるさ

それが男の 魂じゃないか

義理がすたれば この世は闇だ

なまじとめるな 夜の雨

 

古賀先生と村田先生では、「無法松の一生」がつとに有名である。

福岡生まれの古賀先生と、佐賀生まれの村田先生が行き着く、小倉の松五郎である。

 

ちなみに、古賀先生と三波先生の組合せがあること、ご存知や?

註 古賀先生:古賀政男氏  村田先生:村田英雄氏  

   三波先生:三波春夫氏  倉木先生:倉木麻衣師  


コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽