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EJ20の後継機搭載STI特装車への姿勢♪ [交通安全・マナー]

 しかしながら、昨年末までの受注となり生産終了の SUBARU STI Type S も、輸入各車と比べてそれほど遜色があるわけでもない(遜色が「ある」、という言い方は、語法的には正しいと見做されないことが多いので注意!)ということに気付くわけです。
 無理をしないで手が届くお値段で、性能がそこそこで、面白そうな車であること、実はピッタリ。
 STI ということでハードルを上げ、48.0kgmで380ps などと考えると、不甲斐ない、ということになりますが、年老いた私が気持ちよく乗れる車と考えると、実にジャストフィットというか、具合の良い車であったのだなぁと、今はもう買えない名機EJ20に対してある種感慨を覚えるのであります。
     車種
項目
 M2  
 COMPETITION
 308 GTi by
 Peugeot Sport
 MEGANE R. S.
 TROPHY
 SUBARU STI
 Type S
 (参考)specC
 Type RA-R
2006
車重 1,610kg 1,320kg 1,450kg 1,490kg 1,370kg
最高出力 410ps 270ps 300ps 308ps 320ps
最大トルク 56.1kgm 33.6kgm 40.8kgm 43.0kgm 44.0kgm
w/p
3.93kg/ps
4.89kg/ps 4.83kg/ps
4.84kg/ps
4.28kg/ps
w/t 28.70kgm/kg
39.28kgm/kg
35.54kgm/kg 34.65kgm/kg 31.14kgm/kg
燃料タンク
52
52ℓ 47ℓ 60ℓ 50ℓ
燃費 10.8km/ℓ  15.9km/ℓ 13.4km/ℓ 9.4km/ℓ (6.5km/ℓ)
連走距離 562km 827km 630km 564km (325km)
税込価格
8,930,000
 4,512,000 4,890,000 4,136,000  (4,284,000円)
購入機会 
販売中
販売中 販売中
受注終了
とっくに終了
 何ってたって安いし、販売店が散歩の距離にあるし(約2km、ただし、トヨタと日産は50m圏内、BMWとAudiは約2kmと、大体便利。)、一回の給油で長く乗れるし、あまり悪くはないのです。
 昨年末車検を受けた際に、スバルの営業さんが、新型エンジンになって2年後くらいには、またSTIの特装車を出すので、そろそろ買い替えも考えてください、と言っていました。
 そして帰りしな、相関性はありませんが、二十年ぶりくらいにスバルのカレンダーをくれました(販売店は、佐賀、鹿屋、宇部、鹿児島、佐賀、那覇、長崎、佐賀と変わっていますが。)。
 近年、企業のカレンダー自粛もあり、またスバルは人気も高いことから(割り当て数と顧客数の乖離。競争率は10倍を超えるという。)、長年、カレンダーは全て有償の市販品を贖い、企業さんに提供をほのめかしたことすらなかったので、一度は辞退しました。
 うるさくカレンダーを要求するお客さんが沢山いることを知っていたので、私のような穏健で常識的な(整備には金をかけるが新車は買わない)客にカレンダーを進呈するのは営業マンとしていかがなものか、という意見もしたのですが、彼の決意は固く、厚意を受けることにした次第です。
 そういうこともあって、数年後のSTI特装車登場の際には、購入抽選に名乗りを上げるかもしれません。実際に買えなくても、抽選への応募が多いことは営業さん、いや、販売店の成績の一つとなるのです。
 ただ、国沢光宏氏の年初の記事によると、「2020年規制ではスバル車の平均燃費20.3km/Lを達成しなくてはならない」ということなので、EJ20の後継機搭載WRX STI と雖も、FULLTIME AWDと雖も、これまでのように一桁台の燃費は許されないでしょう。ジャンプアップして、15km/ℓ くらいは達成しないとインパクトはありません。そのような厳しい燃費条件ですと、48.0kgmで380ps の快速車は難しいかもしれません。
 やはりFULLTIME AWDは燃費が良くありませんね。私の車は論外としても、SUBARU STI Type S も10km/ℓ 行かない。次期WRXでは、PARTTIME AWDの仕組みを工夫して(センターデフコン風に)燃費をよくする方策は求められるでしょう。
 それと、13年前に初めて前進6速のMT(クラッチペダルを踏んで動力伝達の切り離しを行う手動切換機構)を扱った際には、ギア数が多いと感じたものですが、今となっては燃費のためには中高速巡行用の7番目のギアが必要な気がします。
全体をクロスさせた7速ではなく、従来ギア比6速プラスアルファの7速。燃費7速と燃費PARTTIME AWDの採用で、燃費15km/ℓ と48.0kgmで380ps の性能が達成できるということになります。お値段は7,500,000円くらいでどうでしょうか?
 手動7速といえば、ちょっと前にコルベットで聞いた気がしますが、珍しいのは確かです。AT(ここでは、便宜上、DCTまでを含めて、クラッチペダルを踏まない変速機のことを言う。)は、10速というのもありますが、MTでは7速すら面倒と言う人もあるかもしれません。 
 確かに、左肩を痛めている時や、左足首をねん挫しているた時は、車を運転したくなくなります。痛みが悪化するし。
 私は、AT車が運転できないので、MTの車が無くなったら、運転免許は返上でしょう。
 手で切り替える、ということより、クラッチペダルで動力伝達の切り繋ぎを行うということ、これこそが安心感につながるということなのかもしれません。  
 
 脈絡もなく大余談ながら、大昔に乗っていた日産バイオレット(国際ラリーで頑張ったヤツの一つ前のモデル)は、中古を29万円で買って、へたっていた板バネをトキコプロドラGに換えて引き締めたところ、最低地上高が大きく上昇し、グラベル仕様っぽくなった経緯があります。
 そして、数十年後、WRX STi v.0を何年か乗り、ある時、タイヤと一緒にサスペンションも換えました。その際、車高は落とさないということで交換したのですが、観察するとどう見ても数センチ低くなっている。原状回復を求めたところ、お店の人は、低くしていないうのです。元の車高を現認・記録していなかったこともあり、また、面倒くさくもなって、さらに言うと、幾分見栄えもいいので、要求を取り下げた次第です。
 要は、そこから車高が低く、段差路・不整路が苦手になった。ターマックオンリー。いや、ターマックスペシャル。つまり、「魂すぺ」の誕生となりました。

 そして、specC Type RA-R に更新すると、ベース車より低くなった最低地上高がフロントリップイラーによってますます低くなり(前部)、ガソリンスタンドをはじめ、店舗等駐車場に入る際には極力速度を押さえ、かつ正対ではなく斜め進入を必須とすることとなりました。ターマックスペシャル二世。つまり、「魂すぺⅡ」の誕生です。
 日々の職場の平地駐車場の出入りにも最新の注意が必要ですし、ショッピングターの立体駐車場での動きは、多少の擦過には目をつぶる度量が求められます。
 「魂すぺ」というのは、運転上の注意を再認識させる自戒的愛称に他ならないのです。

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