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河出文庫版「幻燈辻馬車」♪ [本]

昔買い置きしていた、河出文庫版「幻燈辻馬車 上・下」を読み終えました。

幻燈辻馬車01.jpg
















15,6年前に買っておいたのかな?
奥付を見ますと、上巻、下巻とも、1993年12月6日 初版発行、とあります。上巻、下巻とも本体価格699円。
今は既に絶版となっていますが、良い装丁の版本を買っておいたものだと、自画自賛しておる次第です。

というのも、この河出文庫版は、現在新刊で入手可能なもの、不可能なもの全て含め、内容の雰囲気を好く色濃く表した絶品で最高の装丁だと思うからです。
カバー装丁:村上光延、フォーマット:粟津 潔 とあります。
写真では、装丁全貌が見えるように取り外していますが、帯も付いています。帯は、付いている、というだけで、いたって「普通」であります。

この内容が、本当に面白い。

山田風太郎氏の作品はあんまり読んでいないのですが、察するところ(これこそが本当の独断と偏見ですが)、忍法帖物より明治物のほうが面白いではないかと。基調として。

そして、明治物の中でも、この「幻燈辻馬車」が一番面白いのではないかと思いました。

少なくとも、ここ十年くらいの読書で一番楽しい時間を過ごさせてくれたと断言できます。

確かに、山田風太郎氏の作品、よく、そして簡単に人が殺されます。

しかし、忍法帖物のように強引無比、唯我独尊、奇想天外、自然摂理突破、無茶苦茶の空前絶後殺戮と言うほどではなく、ささやか乍らも蓋然性を感じさせる殺人もあります。

内容と言い、装丁と言い、手元に残しておきたい本です。

ということで、安易にBOOK OFFに売ることなく、また大事に取り置きしておきたいと思います。

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デュアルクラッチ"マニュアル"トランスミッションの考え方 [インプレッサ]

このまま spec C Type RA-R を長く乗り続けていた場合、気が付くと、世の中の車は電気自動車とDCT車だけになってしまっている可能性もあるので、念のためネット上でDCT車の運転方法を検索してみたら、ひっかかりました。

要は、シフトアップ時もシフトダウン時もアクセルペダルを緩めないということのようです。

まあ、わりと簡単なことなのですね。

あとは、変速時、あるいは減速停止寸前、左足が、幻のクラッチペダル=現実のブレーキペダルを強く踏んでしまって、急減速・急停止:ギクシャク運転してしまうことへの対策として、ダミーのクラッチペダルを設置しておく必要があります。

望ましいのは、真のダミーではなく、クラッチペダルを踏まないとパドルシフトができないようにすること。

つまり、クラッチペダル付きのデュアルクラッチトランスミッションシステム。

これに、パドルシフトではなく、10速フロアシフトを組み合わせると、立派なデュアルクラッチマニュアルトランスミッションとなり、スムースでスピーディな運転が可能となります

デュアルクラッチ、上等、但し断繋はペダルの踏戻で行う。

さらに進んで、電子制御的に、ではなく直截機械的に、クラッチペダルの踏戻によりデュアルクラッチの断繋を行う。

これで、左手、左足も運動不足にはなりくくなる。

良いことだらけです。

世界に先駆けて、宇宙的先進先端のSTIが実現してほしい。

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